表紙に目が留まって、購入。
角川ホラーシリーズは、表紙にインパクトがあるのが多く
ついつい買ってしまう。
●デスネイル(表題作)
ネイリストを目指す奈々子が、ボランティアで出会った老婦人の爪を美しく
マニキュアをしてあげたことで、老婦人の遺品の眼鏡を手に入れたことから
才能が更に開花されて…。
爪をグロテスクに表現していて、体の一部であるせいか
読んでいて体がぞわぞわします。
オチは、突飛ではないけれど 十分に面白かった。
●幸運を呼ぶ魚
アロワナには、幸運を呼ぶ力があるとされている。
そのアロワナを買った男の家族に起こる話。
これも、ありがちな話ではあるが 主人公の最後の嘆きが痛々しい。
●月の川
絶世の美女と、その美女に似ても似つかない息子。
その美女の不可解な行動とは?
妖しくも不思議な魔力ともいうべき、美女に魅入られてしまった男の
学童保育の夏のキャンプで起こった怖い話。
美女をついつい見入ってしまうというのは、どの男性方にもあるはず。
そこを巧みにつき、最後は そうくるか・・・となった。
●感光タクシー
修学旅行の班別行動でタクシー観光をする女子高生3人の話。
この話だけ、他とはちょっと異質な文章で
どこか引っかかりを感じながら読み進んでいく内
最後に「あぁ」と腑に落ちた。
全体的に、読みやすく 他の作品も読んでみたいと思えました。
気軽にちょっとヒヤッとしたい方には、オススメです。