「さあ、シビルウォーで広げたい放題にした風呂敷をいかに畳むのか!?」なんて気合いを入れて読んだ本作ですが、これはシビルウォーよりも、小プロより発刊された「キャプテンアメリカ・ウィンターソルジャー」(以下WS)を読んでおいた方がよさそうです。登場人物もほとんどがWSからの引き継ぎです(ブラックウィドウが加わるくらい)。
キャップ、びっくりするくらいすぐ死んじゃいます。これはその陰謀を巡るサスペンス・アクションといった趣です。ストーリーも絵もWSと同じ方たちなので、あの雰囲気が好きだった人ならばきっと気に入るはず。あれだけのド派手なお祭り騒ぎだったシビルウォーが嘘のような、一転して善悪のはっきりした、それでいて渋い雰囲気の物語です。一通りの陰謀が露見し、いよいよ反撃の準備にかかろうかというところで、後半へ続く。くうぅ、続編の「バーデン・オブ・ドリーム」も買わねばなるまいて!
あと、レッドスカルの娘シンが記憶を取り戻して登場するのですが、そばかすを散りばめた笑顔で容赦なく人を殺しまくる極悪っぷりは、なんか逆に萌えるほど衝撃的でした。個人的に後編では彼女の「活躍」にも期待大(笑)。