最近、一つ大きな開発プロジェクトが完了した。それはまさに、デスマーチともいうべきもので、火を吹く開発現場だった。最後に2カ月間は、ほとんど休めず、連日の徹夜も当たり前。顧客側の担当者、実質的にはプロジェクトマネージャを任されていた自分も反省する点が多かった。
次のプロジェクトもすぐ控えており、どうしたら、今回のようなプロジェクトにならないんだろうって考えていたら、ちょうどこの本に出会った。
この本は、徹底した上流工程重視のプロジェクト管理をわかりやすく説明している。たしかに、この前のプロジェクトは要求定義フェーズから混乱していて、危ないなってわかっていながら、スケジュールの都合から突き進んだのが、まずかった。
それと、この本でも再三出てきていたが、コミュニケーションの問題。顧客側の体制も責任の所在が不明確で、仕様策定に関わる人数も多すぎた。まさに失敗するべくして失敗したプロジェクトだったんだろう。
自治体のシステム開発はパッケージソフト中心だが、著者のいうスペックパターンによる開発って採用できるのかはよくわからないが、少なくとも、もう少ししっかりとした上流工程を踏むように改善しなければいけない。
とても参考になった。