内容紹介
追いつめられた劇作家が書いた、名声のための完全犯罪ストーリー。
ブロードウェイの劇作家シドニー・ブリュールは悩んでいた。かつてはスリラー劇の第一人者として活躍したが、近頃はスランプ状態。その上最新作ミステリーで酷評をかい、作家としての危機を迎えていた。このまま慰みで書き続けるか、それとも心臓病を抱える金持ちの妻に養ってもらうのか…。そんな折、郵便で一冊の台本が届けられる。昔の教え子が初めて書き上げたミステリー劇を送ってきたのだ。それは素晴らしい出来ばえだった。何よりヒット作が欲しかったシドニーの脳裏に、ある残酷なストーリーが書き上げられる…。
マイケル・ケイン主演。ベストセラー作家アイラ・レヴィンのミステリー劇を、「狼たちの午後」「評決」のシドニー・ルメット監督が映像化した、本格サスペンス。
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劇作家シドニー(マイケル・ケイン)はスランプが続いて危機的状態にあった。そんな折、昔の教え子クリフォード(クリストファー・リーヴ)が初めて書いたミステリー劇の台本がシドニーの自宅に届けられた。その素晴らしい出来栄えに驚嘆したシドニーの脳裏に、ある邪悪な思惑が浮かび上がり…。
『ローズマリーの赤ちゃん』『ブラジルから来た少年』などで知られるアイラ・レヴィンの舞台劇を、『十二人の怒れる男』『狼たちの午後』などの名匠シドニー・ルメット監督のメガホンで映画化したサスペンス映画の秀作。どんでん返しの連続で迫るパワフルなストーリー展開、室内劇ならではの息苦しさをブラックユーモアで緊迫感に替える飄々とした粋な演出、そしてM・ケインとC・リーヴの怪演(ふたりのキス・シーンもあり!)。全編ハラハラしつつも、どこかニヤニヤしながら見入ってしまう、実に人を食った映画である。(的田也寸志)