大雑把にいえば、
1.CD販売から、音楽配信に移行する。
2.レコード会社、小売店などの中間業者が排除され、アーティストとリスナーがダイレクトで結びつく時代が来る
3.ファイル交換ソフトはテクノロジーが生んだ時代の流れであり、目の敵にしても、意味はなく、レコード会社は環境の変化を受け入れるべき
大筋は正しいとは思うながら、さまざまな疑問も残る。
解説で津田大介氏が音楽配信ならではの成功例として、世界中でダウンロードされた布袋とBOOMをあげていたが、本書では、そういった事例紹介が少なく、CDの売上げや価格など、データも非常に少ない。
全般に著者の「こうあって欲しい」という希望論と未来予想が曖昧になっている。
大きな話の流れを知るには、いいのかもしれないが、抽象的で根拠が希薄に感じられる。
よって、☆☆☆。