内容(「BOOK」データベースより)
コンピュータによるデジタル技術は人間を幸福にしただろうか?パソコンが使えずリストラされる中高年。メールのやりとりがもとで平気で人を殺傷する若者。デジタル革命に呑み込まれて表現力や個性を失った芸術や文化―デジタル技術がもたらした便利さと引き替えに、何かが狂ってしまった。現代文明の盲点と、その対処法を解明する。
内容(「MARC」データベースより)
コンピュータに代表されるデジタル技術は人間を幸福にしただろうか? デジタルの便利さと引き替えに何かが狂ってしまった。現代文明の盲点を捉え、その対処法を解明。
出版社 地人書館
デジタルストレスという用語についての注釈 「デジタルストレス」という言葉は、音響工学分野の専門用語として使われていますが、本書では、デジタル技術のもたらした利便性、合理性と引き替えに、目に見えない形で現代人の精神に蓄積されている疲労のようなものとして定義しています。同じような言葉の「テクノストレス」は、それによって生じる結果が肉体的に症状として現れるものを指していますが、デジタルストレスの方は目に見えにくく、自覚もしにくい、やっかいな存在です。 このデジタルストレスは、なかば著者の造語とも言えますが、インターネット上で検索してみると、本書の刊行以前に、すでに著者のいうような意味で使用されています。何人かの英語ネイティブスピーカーも digital stress を使っていますし、カタカナ表記で「デジタルストレス」と書いている日本人の方もおられます。したがって、著者の造語とは言えませんが、かといってすでに普及している用語とも言えません。
むやみに造語を増やしたり、既存の用語に新しい意味を付け加えるのは好ましいことではありませんが、名前がついていないために、その悩みを共有できないという状況はありえます。これが病気なら、専門家が何らかの病名をつけるでしょうが、そこまでは至らない心の蓄積疲労は、多くの人が感じていても、名前がないために共通の話題になりません。
本書で紹介されているデジタルストレスの様々な具体例を読むと、日常的にパソコンを使っている方なら「そうそう、よくある」と納得するところが多いのではないかと思います。この言葉を話題にすることだけでも、最低限のストレス解放につながるはずです。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鐸木 能光
1955年生まれ。上智大学外国語学部卒業。『マリアの父親』(集英社)で第4回「小説すばる新人賞」受賞。小説、エッセイの他に、電脳執筆論に関する執筆活動も精力的にこなしている。また、ギターデュオKUMUNAを結成し、インディーズレーベル「タヌパック」から自作曲のCDを発表するなど、音楽活動にも力を入れている。文芸ネット、著作権証明機構準備サイト発起人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1955年生まれ。上智大学外国語学部卒業。『マリアの父親』(集英社)で第4回「小説すばる新人賞」受賞。小説、エッセイの他に、電脳執筆論に関する執筆活動も精力的にこなしている。また、ギターデュオKUMUNAを結成し、インディーズレーベル「タヌパック」から自作曲のCDを発表するなど、音楽活動にも力を入れている。文芸ネット、著作権証明機構準備サイト発起人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)