スナップショットというのは,風景や花の写真のようにじっくりとロケーションを考え,光の具合を見計らい,時には自分の欲しい光が来るまで待って撮るというようなことができない写真です.ポイントとしては,スナップショットはうつろいゆく時間の中の一コマで,流れの中での1枚ということです.
本書では,このようなスナップショットを撮影するコツがいくつか紹介されています.私が参考になったのは,続けてシャッターを押しましょうということ,教科書的な構図ではなく身近な風景でも回りを注意深く見ることで新しい発見があるということなどでした.スナップショットは気分の赴くまま,難しいことは考えずにバシバシと撮れば良いということだと思いますが,実はなかなかこれが難しいのです.最後は感性の問題かなと思います.この感性を磨くための一冊として良いのではないでしょうか.