水戸岡さんの作品集はこれが2冊目で前のものが大変よかったので今回も大きな期待を持っていました。
ところが本を開いた瞬間、これは違うと思いました、まるで「昭和のノスタルジックトレイン集」とでも言えそうなフォーカスの甘い、ディテイルのつぶれた写真が並んでいるのです。水戸岡さんの特長であるビビッドでありながら極めてデリケートに選ばれた色も「戦後の日本を支えた列車達」のように見えてしまうほど発色も悪いのです。
INAXといえば衛生陶器のカタログをも夢の未来への招待状のように見せるセンスをもっているのに、なぜそれが生かされていないのでしょうか、不思議に思うと同時に残念でなりません。
水戸岡さんの作品集でなければ☆一つです。