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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「三種の神器」をもって目的の可視化をわかりやすく解説,
By bookslope (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: デザインセンスを身につける (ソフトバンク新書) (新書)
「デザインセンス」という言葉に抵抗のある方もいるかと思いますが、本書ではそれを「目的の視覚化」という捉え方で「三種の神器 (鏡・剣・玉)」によってトレースしているような内容でした。最近話題にもなっているFacebookでのプロフィール写真を例に自己のアイデンティティとしての大切さから始まり、企業のCIやメッセージなどからワンキャッチ・ワンビジュアルという見せ方・見られ方の技術までわかりやすくデザインについてを解説しております。デザインについて触れたことのない方にも、こういう視点でデザインは作られているのだという気づきを与えてくれます。 ただ、個人的には自己表現に少し寄りすぎている印象を持ちました。「デザインセンスを身につける」というタイトルから連想することは、どうすれば身につくのか、どういうもの見ると身につきやすいのか、どういう見方があるのか、といった外部的な視点についてももう少し掘り下げていると理解が深まったかなと思いました。 とくに後半はほとんどブランドの話に終始しているような印象を持ったため、これははたして企業の担当者が見る本だったっけ?と思いました。個人を対象にした話と企業・ブランドを対象にした話とがあり、最後に「そのためにはこういうセンスが必要」とまとめると気持ちよかったように思います。そういった点でこの本のタイトルと内容の終着点が少しずつズレていった印象を持ちました。 最後の最後にあった「俯瞰図」と「コンパス」の話は一番シックリ納得がいきました。デザインとは目的を可視化したもので、それは俯瞰図でもありコンパスにもなり得ると。ただそれが本書のタイトルにある「デザインセンス」とはつながらなかったのがやや消化不良な印象を持ちました。 また、新書にした理由にもある「一定の層以外にも届くこと」については、前提としてFacebookなどデジタルメディアでの知識が多少なりともないと難しい面があると感じたので、デザインの定義という点ではじめに触れておくのがいいのかなと思いました。 したがって、デザインの作られ方を理解したい人や最新のデジタルコミュニケーションに基づいて、個人視点・ブランド視点で理解したい人にはわかりやすい本だと言えます。著者の事例 (ケース) も加えられているので説得力があり、文体もやわらかいのですっと読めてしまう点も特長の1つだと思います。 デザインを経験している方にとっても、「デザインとはこうだったよね」と本書が俯瞰図やコンパスの役割を果たしてくると思います。
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
デザイン哲学入門として読めました,
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レビュー対象商品: デザインセンスを身につける (ソフトバンク新書) (新書)
導入部にはツイッター等におけるアイコンの話が出てきます。そこでデザインにこだわることの重要性がしつこいくらい説かれます。デザイン重視という理念は納得できたとしても具体的にデザインをどうするかが問題になることも多いのですが、構図など具体的にどうしたらいいかについても触れられています。なお、著者はデザイン至上主義ではないと明言しています。ここにも共感できました。 デザインを自分や商品を売り込むときの武器としたいと考える方にとっては貴重なヒントを得られるはずです。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「身につける」よりかは「理解する」ための本,
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レビュー対象商品: デザインセンスを身につける (ソフトバンク新書) (新書)
センスのない日常を送っているので、デザインセンスとはどうやったら身につくのだろうかと思い購入。 デザインセンスを身につけるために Step By Stepで具体的な行動プロセスを期待していましたが、 どちらかというと手法ではなく、デザインとは何か? その大切さに気づいてくださいという内容です。 (デザイン事務所がニーズの掘り起こしをしている印象もあります。 手法としてフレームワークの記載がありますが、 どう行動に移すと身につくのかが判らないです。) 期待した内容とは少し違っていましたが、 それでも示唆に富んでいて一読の価値はありと思いました。 最初の方にアイコンの重要性を解かれていますが、 実感を伴って、とても共感出来るものです。 自己ブランディングを行うためには、 様々な場面で常に重要ではありますが、 プリンシプルを持たなければいけない事を改めて実感しました。 また、思いもよりませんでしたが、この本は日本のメーカに対しての 警告本でもあります。私はメーカのエンジニアなのですが この本の示唆する部分、身に詰まる思いがしました。 メーカの人は特に読んで欲しい本です。
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