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デザインイノベーション デザイン戦略の次の一手
 
 
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デザインイノベーション デザイン戦略の次の一手 [単行本]

ハルトムット・エスリンガー , 黒輪 篤嗣
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,310 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

iPadのプロトタイプはすでに1983年に存在していた!!
スティーブ・ジョブズに信頼され、アップル製品の一時代を築いた男が提言する
「デザイン主導のイノベーション」とは?

世界的なクリエイティブデザイン・ファーム「フロッグデザイン」(frog design)の創始者、
ハルトムット・エスリンガーが著した経営戦略の書。「いかにしてコモディティ化を防ぐか」
「利益を生み出すビジネスモデルをどのようにつくるか」をインダストリアルデザイナーとして
多くの有数企業の現場に携わった経験をもとに、デザイン戦略の視点で提示する。ITで産業を
管理し、製造業からODM(設計から製品開発までを担う)へとパワーシフトが起きている現在、
カルト的でありながら誰もが求めるデザインを両立させるブランド構築をするにはどうすべきか。
また、環境負荷やビジネスの“グリーン化”の問題など、今後どの企業も取り組まなくてはならない
時代的な的を射たテーマにも言及する。

内容(「BOOK」データベースより)

本書では、イノベーション主導のビジネス戦略を成功させるには、どういうことが決め手になるかについて、デザイナーとビジネスリーダーの双方に役立つアイデアや、戦略や、エピソードを紹介しながら、話を進める。本書は、ビジネスにデザイン主導のイノベーションを取り入れるための実践ガイドである。

登録情報

  • 単行本: 264ページ
  • 出版社: 翔泳社 (2010/5/11)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4798121169
  • ISBN-13: 978-4798121161
  • 発売日: 2010/5/11
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 105,605位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 迷亭
形式:単行本
「フロッグデザイン」という会社の創始者であり、アップル、ソニー、デル、
マイクロソフト、ディズニー、ヴィトン・・・といった世界的な超有名企業と
いっしょに仕事をしてきた著者の半自伝的な本。

でも、この人、たんなるデザイナーではない。

本書でも書かれているように、

「デザイナーであり、創造的なコンサルタントであり、ビジネスの戦略家」

であることが、本書を読むと、よくわかる。

つまり、この会社は、戦略まで含めて、その会社自体をデザインしてしまうのだ。

本書の内容も、非常に興味深いけれど、こんな会社が存在するんだ!
ということ自体が、衝撃的だった。

これからは、デザイン会社であっても、たんに依頼された商品等のデザインのみを
するのではなく、その会社の戦略全体を見据えて、その戦略も含めて、
デザインすることが必要なのかもしれない。

いや、デザイン会社にかかわらず、広告代理店や、マーケティング会社、
あるいは銀行や、システム屋さんだって、その会社の戦略全体を見据えて
仕事をする必要があるんだろう。

ほんとに、いろんなことを、考えさせられる。

本書は、そんな著者が、これまで、数々の企業をデザインしてきたなかで
学んだこと、あるいは、自分の会社を運営しながら得たことなどを、
網羅した本なので、デザインに興味がない人でも、充分に楽しむことができる。

デザインの話やブランド戦略、マーケティングの話はもちろん、イノベーション、
マネジメント、戦略立案、環境問題、などなど、非常に幅広い。

個人的には、ソーシャルネットワークを通じた共同デザインの話や、
アウトソーシング、オフショアリングのメリット・デメリットの話などが
おもしろかった。

ぜひご一読を。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By maimai
形式:単行本
アップル、SAP、マイクロソフト、ルフトハンザ航空、ディズニー、ルイビトンなど、デザインを重視し、イノベーションを起こしたグローバルブランドのデザインを手がけたフロッグ社H. Esslinger氏渾身の書。「ビジネス」「デザイン」に加えて「持続可能性」という、一見ばらばらにとられられがちな3つの軸をイノベーションの実践の主軸に捉えている点はこれまで少なくとも手にとった本には見当たらなく、非常に共感を呼んだ。

このフロッグ社がグローバルデザインコンペを勝ち抜き、1984年に生まれたアップル社Macintosh SEをきっかけに、世界中で「デザイン」がビジネス戦略の要に位置付けられ、新しい文化の創造をもたらした。

その一方で、近年、大量生産される模倣品に埋め尽くされたフラット化、コモディティ化する市場で価格は下がり、利益は減少し、個性が失われる中、現状を打破するビジネスモデルが求められている。それが、本書のタイトルでもある「デザインイノベーション」による戦略なのだ。

「デザインとは優れたビジネス戦略の一部であって、芸術ではない」。

という前提に立つ著者は、主に、

1. イノベーション主導のビジネス戦略に、企業とデザイナーがお互いのバウンダリーを超えて、いかに協力していけるかがテーマ
2. デザインによるイノベーションにはステップやプロセスがある
3. デザインは大量消費を促す力があり、デザイン主導の戦略においては持続可能なもの作り、デザインが戦略の核になる

ということを論じている。

特に、3番目の持続可能性については、これからの時代消費者が環境負荷の低い製品を購入することは大前提としたうえで、オープンソース、モジュール化、製造拠点の見直しなどトータルな環境負荷削減のための生産モデルへの移行の提言とともに、昨今の政治経済の変化を歴史的チャンスととらえ、行動を起こすよう促している。

これまでになく危機的な状況を打開するためには、自らの狭い範疇に留まり傍観するのではなく、グローバルな視点でものづくりやデザインの在り方を前向きに考え、参加していく必要があるのではと感じた。経営者、マーケッター、デザイナー、開発者などすべての業種におすすめしたい1冊。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 デザイン・ドリブンの戦略論 2011/2/27
By Dominos
形式:単行本
 アップル、ソニー、ヴィトン、SAPなどの商品デザインを手がけてきた著者が語るデザイン・ドリブンの戦略論と言える。ここでいうデザインは単に商品のみてくれのことではなく、顧客にエクスペリエンスを提供でき、テクノロジー、プロセス、社会や環境保護のニーズを包含し、ビジネスのサステナビリティーを考慮した企業戦略に直結するデザインである。本書の中では、アップルの事例が多く取り上げられているが、アップルはこうしたデザイン主導のビジネスで成功している企業の典型であろう。

本書のキー・センテンスを抜き出すと、そのことがよく分かる。

・短期的な数字を追いかけること以上に、デザインのイノベーションを感知できるセンスが成功する経営者にはある
・単なるコスト追求のODMへのアウトソースではなく、ODMと協業するクリエイティブなスマート・ソーシングをすべき
・イノベーションが成功するかどうかはPLMよりも前段階でどういう戦略を立てるかにかかっている。
・成功する戦略は、企業のオーナーシップを持つものの価値観や信念に基づくものである。
・イノベーションは、実は既存の資源やテクノロジーを組み合わせて成り立っている。
・常に「最高のものだけ」を考える。
・常に変わり続けているというのがフロッグ(著者の創業したデザイン会社)の唯一変わらない部分。
・文化+プロセス=利益。文化的な価値とプロセスを理解することが利益を生む。

この書を読むにつけ、現在の日本でこのようなトータル・デザインのできている会社がどれだけあるのだろうかと考えてしまう。
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