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デザインの骨格
 
 

デザインの骨格 [単行本(ソフトカバー)]

山中俊治
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

●なぜ、Suica改札機の読み取り角度は13.5度傾いているのか?
●Appleのデザインを支えるスティーブ・ジョブズの台形嫌いとは?
―「なるほど、デザインってそういうことだったのか!」
デザイナーとエンジニア、両方の視点を持ち、腕時計や鉄道車両などの製品からロボットのデザインまで手掛けるなど、幅広い分野で活躍するプロダクトデザイナーの山中俊治氏。
山中氏がSuica改札機の読み取り角度を13.5度とデザインした理由は一体何なのか?また、走行用義足のプロジェクトに携わる中で感じる医療現場とデザインの新たな可能性とは?人々が見過ごしてしまうことに疑問を投げかけ、常に人とものの新しい関係を探求する山中氏の発想の原点を、自身が2009年から書き続けているブログ「デザインの骨格」の中から探りました。
本書を読めば、デザインが特別な技術や知識でないことが理解でき、普段の生活や自分の行動をデザインという視点で観察する習慣が身につきます。デザイナーのみならず、商品企画や商品開発に携わる全てのかたにおすすめの1冊です。

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ、Suica改札機の読み取り角度は13.5度傾いているのか?“なるほど、デザインってそういうことだったのか”。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 280ページ
  • 出版社: 日経BP社; A5判型版 (2011/1/29)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 482226470X
  • ISBN-13: 978-4822264703
  • 発売日: 2011/1/29
  • 商品の寸法: 20.8 x 15 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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By naichi トップ500レビュアー
我々の身近にあるさまざまな工業製品、生き物の仕組み、日常の出来事からトリビアネタのようなものまで、デザインという切り口で語るエッセイ集。著者は元・日産自動車のデザイナー。現在では腕時計、調理器具から鉄道車両、ロボットのようなものまで幅広くデザインしている方である。

著者は本書を書く際に、物理学者・寺田寅彦のエッセイのようなものを目指したそうである。物理学と論理をベースに日常のことから世界情勢まで綴った寺田寅彦。その原点には批判精神というものがあり、その影響は本書においても色濃く反映されている。

◆本書の目次
第1章:アップルのデザインを解剖する
第2章:デザインを科学する
第3章:コンセプトを形にする
第4章:スケッチから始める
第5章:モノ作りの現場から考える
第6章:人と出会う
第7章:骨を知る
第8章:人体の秘密を探る
第9章:漫画を描く、漫画を読む

言語論理学の優秀な人間ほどしばしば、「かたち」を見ていないそうである。「なるほど、わかった」と判断したとたんに、そのものを見なくなるからである。著者は「絵を描く訓練はわかっている物をあえて捉えなお空作業です。」と主張する。また、下記の一文も非常に印象的であった。

絵を描く事は、ものの輪郭を描くことではない。重要なのは向こう側にあって見えていないものや、中心軸のような仮想の線を描くこと。平野敬子さんは、小学生に上がる前、輪郭を描きなさいという先生に「世界には輪郭なんてない」と言って抵抗したそうです。「輪郭は物のかたちを理解するときに生じた抽象作用の結果であって、世界に実在する線ではない」。

この「捉えなおし」という視点で日常のものを切り取っていく本書は、デザインのプロセスそのものが可視化されているようでもあり、見ていて飽きがこない。具体的な事例として紹介されているテーマは以下のようなもの。

◆本書で紹介されている印象的なエッセイ
・スティーブジョブスの台形嫌い
・年輪は外側に作られる
・suicaの読み取り角度はこうして決まった
・細身でしなやか武道の達人
・ミニカーは実車の縮尺ではない
・ジャンボジェット機に込められた美意識
・走ることは跳ぶこと

当たり前のように周りに存在している日常のデザインも、開発当時にはまだ誰も見たことのなかったものであり、デザイナーにとってその行為は未来をデザインするということであったはずだ。そこに内在するロジックや美意識を振り返ることで生まれる「ハッ」とする思いの数々。日常とは、こんなにも沢山の意思に囲まれていたのかと気づかせてくれる。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本書は、作者 山中俊治氏の同名ブログの書籍版です。
ブログを読んでいて あまりにおもしろかったので
本書も買ってしまいました。
読み物としても、良くまとめられていますので
プロダクトデザインのおもしろさが良く伝わって
とても良書です。
ただし、ブログと被らない内容をもう少し
入れて欲しかったので、星4つとしました。
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By ahum
ブログで書いてるものを、まとめてるものなので
どれもさらっとしてながら、
薀蓄のある見方が披露される。
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