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その一方で、「おお!」「なるほど!」「うんうん!」という感じで胸に飛び込んできたのは、深沢直人さんの言葉。
(深沢さんは、auのインフォバーや無印良品の換気扇型CDプレイヤーや、さらにはデザインブランドの「プラスマイナスゼロ」で有名)。
深沢さんの言葉を抜き出してみると、
・自分も他人もすべて入った入れ子状態のものを「環境」と定義
・(「はまる」とは)暗黙のあいだにセットされたものの合意の瞬間。デザインというのは「はまる」ことを探すこと。
・すでに存在しているという感覚を大事にしている。自分が生み出すのではなく、すでにあるものの中から探してくる
・First WowとLater Wow。最初に見て「ワォ!」と喜ぶ「First Wow」は、実はたいしたことはない。一瞬遅れて「あー!」と思う(これが「Later Wow」)。この時間のずれがいいなと思う。
などなど。どれも魅力的。
深沢さんがあげる実例もおもしろい。街での観察がとくに。
鉄柵の上におかれた牛乳パックや、冷蔵ケースに並んだオレンジーナや、バス停脇の緩やかにへこんだガードレールなど。
ところでこれを見て思い出すのは、建築家・塚本由晴による「メイド・イン・トーキョー」という試み。
というわけで、建築家代表としては塚本さんにぜひ参加してほしかった。
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