なんどかweb系のセミナーなどでも話を聞いたことがあり、他の著書も持っている矢野りん氏の著書。
スキル習得系のハウツー本でも無いし、高尚なデザイン理論を語っている本でもない。
デザインという恐ろしく曖昧で解釈次第でどうとでも広げられる領域における本当に小さな種(たね)というか、
それこそ「へそ」と言うか、デザイン考えをめぐらすちょっとしたきっかけというか。
紙であれwebであれプロダクトであれデザインという職域にチラッとでも絡んだ人ならおそらく意識的にであれ
無意識であれ感覚的に触れたことのあるシーンの断片が50の項目にまとめてあります。
独特のシニカルな文章と注釈がとても面白くて、
デザインに対して感覚ではなくロジカルに取り組むためのちょっとしたヒントが多くてかなり楽しめた。
コラムともまた違うんですが読みやすいし、ナレッジワーカーを気取るためにもとても役立ちます(謎)