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デザインとヴィジュアル・コミュニケーション
 
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デザインとヴィジュアル・コミュニケーション [単行本]

ブルーノ・ムナーリ , Bruno Munari , 萱野 有美
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,780 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

1967年、ムナーリは、ハーヴァード大学・カーペンター視覚芸術センターに招かれて、芸術専攻ではない学生たちのために「ヴィジュアル・スタディーズ」の授業を行った。本書はその講義録だ。
第1部「ハーヴァードからの手紙」では、アメリカでのプロフェッサー生活のなかで考えた美術教育をめぐるあれこれを、一流の観察眼とウィットのきいた批評精神でレポートする。
第2部「ヴィジュアル・コミュニケーション」では、実際の講義をもとにした多数の具体例を示しながら、徹底的に形成の原理を分析・解明してみせる。 「芸術は技術ではない。技術は芸術ではない」

内容(「BOOK」データベースより)

1967年、ムナーリは、ハーヴァード大学・カーペンター視覚芸術センターに招かれて、芸術専攻ではない学生たちのために「ヴィジュアル・スタディーズ」の授業を行った。本書はその講義録だ。第1部では、アメリカでの“プロフェッサー”生活のなかで考えた美術教育をめぐるあれこれを、一流の観察眼とウィットのきいた批評精神でレポートする。第2部では、実際の講義をもとにした多数の具体例を示しながら、徹底的に形成の原理を分析・解明してみせる。

登録情報

  • 単行本: 383ページ
  • 出版社: みすず書房 (2006/12)
  • ISBN-10: 4622072106
  • ISBN-13: 978-4622072102
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.4 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 303,372位 (本のベストセラーを見る)
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源へ還る。 2007/1/25
形式:単行本
 彼は言う。「アートとは主観で作られ、デザインは客観で作られる。アートはあらゆる解釈を容認するが、デザインはたった一つの解釈のみを善しとする」

 どーです?厳しいじゃありませんか?アートは様々な解釈を任意に考察させるもので「考えるための装置」。デザインはコミュニケーションをさせるためのもので「対話の装置」。そもそも役割が違う、と言うんです。厳しいですね、とっても。

 だけど、それは正しい。そして僕らはその「正しさ」とあらゆる角度で戦わなければ仕事にならない。敢えて抽象性を求められる「デザイン」であったとしても、コミュニケーションとしての発露が明解になっていなければ意味がないのだから。

 

 この本は、優しい口調(文体)で書かれているが、厳しく感性を研磨し、技術力をつけるための足がかりである。たくさんの図版が掲載されているが、それは多様な反復による感性の研磨を求めている。この講義録が各国で出版されて40年らしい(何と1968年の講義なんだわ!日本では初めての訳出だけど)。この講義を実際に聞いた若者は今、どうしているだろう?デザイナーになれたんだろうか?彼らは(彼女らは)僕の両親と同じくらいの年になっているはずだ。

 今年、ブルーノ・ムナリ生誕100周年。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ファンタジアという本で創造の源泉は「組み合わせ」だとブルーノムナーリは主張している。この本はその組み合わせの基となる形体やテクスチャーのパターンを列挙してくれていて、美しさ・芸術ではなく正解を導くための技術を獲得するための知識を教えてくれる。素材集的な使い方ができ、さらにその素材の変形可能性も提示してくれている。モノの構造そのものの基本が揃っているので形体・テクスチャーのパターンが列挙されていると捉えて、とりあえずこの中からいくつかをピックアップして研究し組み合わせ自分なりの変化を加える方法をとれば面白いモノができるのではないだろうか。見ていていろんな発想に触れられるとても面白い本です。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
相手に何かを伝えたい時に,そのメッセージに「客観性」がなかったら相手にはほとんど何も伝わらないかもしれない。文字や言葉を通じたコミュニケーションでは,このことは当然すぎるように感じられる。著者が「ヴィジュアル・スタディーズ」の講義で柱としたのが,文字や言葉ではなくデザインを通じたコミュニケーションであっても,客観性が同じように重要なのだ,という点だ。そのため「素材,形態,構造の組み合わせが,それを見るひとにどのような印象を与えるのかを探っていく」といった内容で講義が進められていく。

本書は,工業デザイナーである著者がハーヴァード大学で行った連続講義を基にしたデザイン論である。本書は二部構成になっている。第一部では,著者のデザイン論や教育観とともに,毎回の講義で何をテーマにしてきたのか,どんな素材を使って何を調べてきたのか,といった講義内容が手紙形式で報告されている。第二部では,第一部で扱ったテーマの実例がたくさんの図版とともに紹介されている。

本書に掲載されている図版は(当然なのだが)どれも平面であるが,立体感があったり手触りまで感じられたりするものがある。普段はまったく意識しないが,見た目だけで(言葉なしに)人びとに共通の認識を与えられるのは驚きでもあった。

デザインに素養のあるひとならばもっと考えさせられるところもあるのだろうが,多数のイラストや写真を見ているだけでも楽しめる。お勧めの一冊である。
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