~ 私はMacユーザーではあるが、まずDTPには関わる事はないと思っていた。そんな私がひょんな事から学祭のパンフレットを作る事になってしまった。印刷屋が話すのは、OpenTypeやらラスタライズやら、雑誌の片隅に載っていたような気がするといった程度の言葉のオンパレードである。うる覚えの知識でWindows環境でInDesignを導入してみたモノのTrueTypeはIllustratorでアウトラ~~イン化しないと使えない、OpenTypeはOS Xを導入してないから使えないと丸め込まれ、DynaFontを購入させられてしまった。
そこで偶然であったのが、本書である。DTPに関してはずぶの素人の私が、本書のおかげで最終的にはフォントについてはほとんど無制約で使用できる事となった。
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前置きが長くなったが、本書はそんな私をも救ってくれたバイブルである。一章にはフォントの歴史が少しばかり、以降はMac OS~~ 9/X環境でのDTPにおける諸注意、様々なケーススタディーが書き連ねており、将に印刷屋がそれを暗黙の了解としている「鉄則」ばかりとなっている。学祭のパンフ制作なんていう希有なケースでも十分役に立ったのだから、他のケースは言うまでもないだろう。他にもPDFやWeb制作についての鉄則も書いてあり、色々と制作意欲に駆られているところだ。
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DTPソフト初心者解説書には載っていない実際の印刷所との交渉には必携の一冊だろう。他書を参照していないから何とも言えないが、前のレビュアーを信じるなら、現状で最も素晴らしいフォント鉄則集だ。本書は価格以上の情報量を備えている、良書の典型と言っても良い。
本書には感謝感激の一言では表しきれないほど、感謝している。これは、掛け値なく。~