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デカルトの密室 (新潮文庫)
 
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デカルトの密室 (新潮文庫) [文庫]

瀬名 秀明
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

この時代、この題材、そして瀬名秀明だからこそ解き明かせた、人類が挑み続けた究極の謎。すなわち「人間とは何か?」。前作から五年、最新ミステリ巨編。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

ヒト型ロボットが実用化された社会。ロボット学者の祐輔と進化心理学者の玲奈は、ロボットのケンイチと共に暮らしている。三人が出席した人工知能のコンテストで起こった事件から、悪夢のようなできごとは始まった。連続する殺人と、その背後に見え隠れする怜悧な意思が、三人を異世界へ引き寄せる―。人間と機械の境界は何か、機械は心を持つのか。未来へ問いかける科学ミステリ。

登録情報

  • 文庫: 617ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/5/28)
  • ISBN-10: 4101214360
  • ISBN-13: 978-4101214368
  • 発売日: 2008/5/28
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 読み応えたっぷり, 2005/9/16
By カスタマー
レビュー対象商品: デカルトの密室 (単行本)
この著者の5年ぶりの長篇と聞いて思わず買ったものの、分厚くて1、2日はそのままにしておいた。が、読み出したら止まらなくなり、あっという間に読んでしまった。だが、あえて言うと、最近流行の軟弱な小説をあっという間に読んでしまうのとは種類が違う。思わず前のページに戻ったり、同じ箇所何回か読み直したり、高度なパズルやゲームを解いている感じと言えばいいのだろうか? でもパズルやゲームや推理小説は、レベルが高度だからこそ楽しいのであって、そこが醍醐味。難しいから面白いを、まさに実現してくれた。そういう意味だけでも星5つ! さらに悪役たちにも魅力があって、、、これシリーズ化されるらしいけど、いつ出るんだろう。早く続きが読みたい。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 文章に重力。, 2011/9/7
レビュー対象商品: デカルトの密室 (新潮文庫) (文庫)
作家ではないので推測でしかない。

でも、この作家さんはもしかしたら、
まるで恩返しをした鶴のように、身を削って作品を仕上げているのではないか、
そしてその作品はあたかも、彼の作品世界への試金石なのではないかと思う。

正直、読みやすくはない。

科学の知識がてんこもり、さらにその文章が精緻で、
いわゆる抜けの部分が少ない。
しかも意図的に(のはずだ、多分)一人称の主語が誰を指すのかが曖昧で、
時にその時制までもが緩やか、章と章に起承転結が分かれて配置されている。

デカルトの密室というタイトルの趣旨は理解しつつも思わず、
デカルトの迷宮‥ と、間違って記憶してしまいそうだ。

いやいや、お菓子で言ったら月餅?クリスマスのフルーツケーキのように、
みっちりと重力を感じる、重たい作品。

文章に重力があるとしたら、きっとそれは作家さんの思いに違いない。

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13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 最後のほうがいまいち, 2006/1/18
By 
hoge2 - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: デカルトの密室 (単行本)
チューリングテスト、中国人の部屋、フレーム問題、人間原理といった用語をちりばめて、自我や認識、知能といったことにまつわる考察がこの小説の大黒柱になっています。
人間によって作られたロボットを中心に据えることで、自我や認識をメタ化して扱えるようにした物語作りはアイデアの面で優れているのではないでしょうか。
しかし、いかんせん、最後のまとめがなんだか、予定調和になっていて、主人公たちのように素直でも、心が清らかでもない私は、かえって居心地が悪いような不満が残りました。

あと蛇足ですが、「すべてがFになる」を意識しているような、キャラクターとエピソードが出てきます。これは出版元のマーケティング上の戦略か、筆者のライバル心?、いや遊び心?などと邪推してしまいました。
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