第2次世界大戦中の自由フランス軍に参加した北アフリカのフランス植民地義勇兵の物語。
ただ、単なる戦争アクションとしても見ることはできるが、複雑な時代背景の理解も必要。
物語は、1943年、連合軍が北アフリカに上陸し、ドイツの傀儡政府であるヴィシー政府から解放された
アルジェリアやモロッコで自由フランス軍の義勇兵を募り、訓練するところから始まる。
部隊はイタリアで流血しながらも初陣を飾り、いよいよ南フランスを皮切りに“祖国”解放フランスへ進んでいく。
ここまでは戦争映画の王道パターンではあるが、大きな違いは、部隊はアフリカ系やイスラム教徒等で構成されており、
常に最前線の危険な箇所に投入されるが、受勲・昇進はフランス人ばかりで、休暇も無く待遇も差別的である。
映画での彼らは純粋にフランスへの愛国心と自由を取り戻すために戦っている。
そして、自分達の地位や平等さを勝ち取るため、新たな困難な任務に就く。
この映画には旧植民地の義勇兵に対する恩給問題や、現在のフランスが抱える移民問題と言った部分に対する
メッセージ性があるそうだ。
この作品は、どうしても『プライベート・ライアン』と比べるてしまうだろう。
そして、あまりにも対照的で生き残った者の運命が残酷な物だったかを際立たせることになっていると思った。