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ディスコ探偵水曜日〈上〉 (新潮文庫)
 
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ディスコ探偵水曜日〈上〉 (新潮文庫) [文庫]

舞城 王太郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

愛、暴力、そしてミステリ。舞城史上、最大のスケールで描く最高傑作。
迷子捜し専門の米国人探偵・ディスコ・ウェンズデイ。あなたが日本を訪れたとき、〈神々の黄昏〉を告げる交響楽が鳴り響いた――。魂を奪われてしまった娘たち。この世を地獄につくりかえる漆黒の男。時間を彷徨う人びと。無限の謎を孕む館・パインハウス。名探偵たちの終わり無き饗宴。「新潮」掲載+書下ろし 1000枚。二十一世紀の黙示録、ここに完成。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

迷子専門の米国人探偵ディスコ・ウェンズデイは、東京都調布市で、六歳の山岸梢と暮らしている。ある日彼の眼前で、梢の体に十七歳の少女が“侵入”。人類史上最大の事件の扉が開いた。魂泥棒、悪を体現する黒い鳥の男、円柱状の奇妙な館に集いし名探偵たちの連続死―。「お前が災厄の中心なんだよ」。ジャスト・ファクツ!真実だけを追い求め、三千世界を駆けめぐれ、ディスコ。

登録情報

  • 文庫: 369ページ
  • 出版社: 新潮社 (2011/01)
  • ISBN-10: 4101186340
  • ISBN-13: 978-4101186344
  • 発売日: 2011/01
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By イッパツマン トップ500レビュアー
形式:単行本
 北欧神話やカバラ、宇宙論等の「見立て」のビックバンを等比級数的に一気に組み上げるこの上巻。そんな「見立て」の洪水の帳尻を合わせるように、下巻ではこの世に不条理かつ絶対的に存在してしまう「悪」と、親/恋人の「愛」の対決が文字通り時空を超えて絡まり合い対決する壮大なストーリーが展開される。この対決/対比自体は他作品でも作者は書いてきたが、「スケール」がこれまでで一番大きな対決の構図となっているところが本作品の読みどころだろう。

 「見立て」を連続展開するために名探偵達が行う誤推理の羅列を読むのがだんだん面倒臭くなってくる点、米国人の主人公が延々日本語で行うモノローグが不自然かつ冗長な点(=たまに英語が混じるのが超不自然)、等など読みやすさの点で難点をこの上巻は幾つか抱えているので、星は渋目に削りました。(こういった粗さがザラザラしてる点もこの作家特有の味わいなのですが、今回はその粗さが文学的戦略やスピード感に繋がるには余りにも読者に読ませる/消費させる文字数のボリュームが大きいように思います。)

 上下巻通しての評価は星四つ付けてますが、この小説の真骨頂は下巻に入ってからです。なお、新潮社から出す小説で講談社の編集者を登場させたり、よほど清涼院流水と仲良しなのか彼をモデルとした作家を殺したり、と色々とファンも楽しめる内輪ギャグがビルトインされているところも面白いですね。KEI(初音ミクを描いた人)の表紙もグッド・ジョブです。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
鬼才! 2011/5/9
By ゆき
形式:単行本
超展開につぐ超展開、どんでん返しをどんでん返してまたどんでん返し……
見立て殺人とかタイムスリップとか憑依とか、なんでも有り有りで読んでるほうは段々頭がぐるぐるしてくるけれど、物語は方向性を見失うことなく、遠回りしながらもきちんと最初の目的へ向かって進んでいく。無駄な部分なんてひとつもなく、すべての出来事・言葉に意味がある。
と、そういう部分に何だか胸をうたれたり、キャラクターのよさにニヤニヤしたり、あまりの展開に大興奮したり、ともかくめちゃくちゃ楽しみました。
ミステリーだけど、SF要素も混じっていて、ラノベ的でもあり……。これは最早「舞城王太郎」という新ジャンルと言っても過言でないのでは?
ファンならぜひぜひ読んでおくべき一冊だと思います。ただしこれまで舞城を読んだことがない人は、いきなりこの作品に挑むよりも、「煙か土か食い物」「熊の場所」「世界は密室でできている」などを先に読んで、世界観に慣れ、頻出する(ディスコ探偵にも大量に登場する)レギュラーキャラクターたち(?)の背景を知っておいてからの方がいいのかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「ディスコ・ウェンズディ」は、純情なのに疑い深く、純情なのに下品、純情なのに強くて、そして迷子専門の探偵。ある事件を通じて引き取った6歳の女児「梢」との生活。ある日突然梢が17歳になってしまう! 何故? どうして!? 思う間もなく梢は6歳の姿に戻る。これはいったい?? 水星C、パンダラバー、パイナップルハウス、物語は進んでも、謎を解明するどころか深まるばかり。物語はどこへ向かうのか。

思い切って上巻だけを読んで驚きました。面白いじゃないですか!

こんなにとっつきがたくて、ハチャメチャで、読むのが面倒なのに、やめられない!

舞城王太郎さんの本を買って読むのはこれが初めてです。
手に取って、ぱらぱらとめくった事はあります。
短編を一度だけ読んだことがあります。

正直苦手な印象しかなく、他に類を見ない圧倒的な密度で、
延々と続く文章が、とっつきがたかったんですよねー。

「これでホントに面白いの? そのうち消えるんじゃない?」なーんて失礼なことを勝手に思っていたんですが、いつまでたっても本屋に新刊が並び続け、これは僕の勘違いか? とか思っているところに、この本と出会いました。出会ってよかった! ラッキー!

とにかく僕は、続きを買います。

「ディスコ」「梢」「勺子」「水星C」、彼らがどうなるか、見届けるためにも。
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最近のカスタマーレビュー
心酔できないとダメなのかも。
舞城は好きなんだけど、この本を絶賛する気には
到底なれないかな。
ユヤタン現象みたいな感じで、作者ありきのファンじゃないと... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: jam
集大成
 「舞城史上最多の謎と最大のスケールで描く最高傑作」
                    (上巻帯より)... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: さささいとう
あの超大作、ついに文庫化
ちょっとファンシーな恋愛もの的な幕開けで始まったかと思えば、エログロでバイオレンスなお話になり、... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: MF
好き嫌いが大事
主人公、ディスコ・ウェンズデイは迷子専門の探偵。カリフォルニアから日本に渡ってきた。ある仕事で、山岸梢という迷子を探し出すが、捜索を依頼した両親も、なんか実の娘と... 続きを読む
投稿日: 2009/12/7 投稿者: 唐沢 大
やっぱり好きな作家。
短くはない時が流れて、当時発売されたばかりの煙か土か食い物... 続きを読む
投稿日: 2009/6/26 投稿者: Re-birth
爆発。
下巻はまったく意味がわからなかったが(でも楽しめた)、上巻の、あまりにも異様な死体の状況を巡る推理と、何重もの仮説に、鳥肌が立った。すごすぎる。でもよくわからない... 続きを読む
投稿日: 2009/6/23 投稿者: 風
突き抜けた
大傑作です。と同時に難解です。「九十九十九」を読んだ方で「難しい」という感想を持った方も多いと思いますが、あれは竹本健治氏の「匣〜」をモデルにJDCトリビュートと... 続きを読む
投稿日: 2009/3/2 投稿者: くるぶし
強い!
小説に強弱があるならば、この小説は紛れもなく強く、それゆえに正義だ。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/13 投稿者: 中田町アマゾン四郎
うわああああああああってなる本
こんなに面白い小説だったなんて。読みながら何回もうわああああああってなったけど。この長さを感じさせないテンポ良すぎる文体で、読むの遅い僕でもあっというまだった。<... 続きを読む
投稿日: 2009/1/7 投稿者: 耳
拡大した世界を包む、舞城の「意思」
一応の表向きはミステリー小説の体を成し、本当に多くのトリック... 続きを読む
投稿日: 2009/1/2 投稿者: ume
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