ジャズファンクってどんな音なんだろう?新しい音にはとんと疎い私ですが、3ピースの爆裂ジャズと聞けば心も踊るというもの。で、聴いてみたところ、ちょっと考えてたイメージとは違ったけどすごく格好イイです本当。ていうかこれファンクですか?ファンク=黒っていう古い考えの私には、白っぽいジャズロックという印象が強い一枚でした。
例えるならライフタイムの「エマージェンシー!」とマイルスの「ジャック・ジョンソン」を足して2で割ったみたいです。冒頭から「ジャック・ジョンソンのテーマ」風、音もエマージェンシーっぽく歪みまくって堪えられません。
本作は、グループのファーストという事もあってか、今まで彼らが影響を受けてきた音楽をぶちまけたという印象です。聴き進むとラリーコリエルやソフトマシーンを彷彿とさせる場面もあります。一方、普通のジャズっぽい曲は無難に演っていて結構器用な面も見られます。
かつてのジャズロックのようなバカテクを楽しむというもの類のものではないかもしれませんが、この骨太かつ鋭利なサウンドは、短命なブームでおわったジャズロックの隠れファンには、結構楽しめる内容なのではないかと思いました。