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テンペスト 第二巻 夏雲 (角川文庫)
 
 

テンペスト 第二巻 夏雲 (角川文庫) [文庫]

池上 永一
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

宦官として次々と難題を解決していった寧温だったが、清国からきた徐丁垓の悪事に振り回される。もみ合いの末に徐は崖から転落し、寧温は殺人の罪を着せられ、八重山に流刑になってしまう――。

内容(「BOOK」データベースより)

恐れ知らずの竦腕で、次々と王府の改革を断行する孫寧温。一方で、薩摩藩士・浅倉雅博のやさしさに惹かれ、男と女ふたつの人格のあいだで心が揺れ動いていた。王宮では聞得大君と王妃による女同士の覇権争いが勃発。騒動を鎮めようとした寧温だったが、聞得大君の執拗な追及に、自分の正体が女であることをつい明かしてしまう…。夏の雷雲のごとく、寧温に迫り来る幾多の試練。吹きすさぶ嵐はまだ序章に過ぎなかった。

登録情報

  • 文庫: 306ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/9/25)
  • ISBN-10: 4043647123
  • ISBN-13: 978-4043647125
  • 発売日: 2010/9/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 6,627位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
文庫本を4冊まとめてイッキに読み切った。
超人的な主人公の活躍とど派手なストーリー展開で、韓国歴史ドラマをみている感じだった。
少なくとも、読者をグイグイ引き込むパワーは十分ある。

しかし、もう一度読み返すことはないだろう。
ステロタイプのキャラクターの心理描写が非常に甘く、感情移入がイマイチできない。
加えて、時代考証がお粗末なため、その時点で興ざめしてしまうのである。

一例をあげると、本巻の敵役徐丁垓であるが、主人公は清国の役人に彼が太監と紹介される。主人公は役人から彼が宦官と補足説明を受けるまで、彼が宦官と認識できなかった。しかし、「太監」という官位は宦官だけのものであり、清国の冊封体制下の琉球の政策担当者が、それを知らないということは100%あり得ない。また、太監とは宦官の最高位であり、そこから失脚した人間が琉球に飛ばされるということもまず考えられない。皇帝のプライベートを全て知る人間が失脚した場合、待ち受けているのは、良くて幽閉、最悪暗殺や処刑である。

伝奇小説の雄山田風太郎の作品は、ストーリーは荒唐無稽だが、その実綿密な時代考証と医学の知識に裏打ちされたリアリティがあり、読み手の興味を削ぐことはなかった。本作は素晴らしい点も多いのだが、ディテールの甘さが作品の価値を大きく損ねていることが、とても残念である。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
大筋を読む事に徹すれば、非常にいいと思います。
沖縄の歴史、文化、風俗など、とても素晴らしい。

知られざる琉球王朝を書いた素晴らしい大河…。と、何故か言い切れないのは

心理描写とか、伏線の回収とかそういうのがものすごく雑なので…。
名作になりそこなった感がいなめません。

主人公は、女性にとっては最低最悪の酷い事態に遭遇するんですが
普通に仕事にでかけて、ちょっと部屋の隅っこでいじけているだけで
報復を終えたあとはもう無かったことにしてる。
いくら知識があろうが、賢かろうが、このあたりの精神構造がニワトリ級なので
どうしても共感できません。
ああ、惜しい。
普通なら駄作になる所を、勢いで乗り切った。パワーがある本です。
本当に惜しいです。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By angie
形式:文庫
噂には聞いていたけど、文庫化とのことでようやく読みました。
これは面白い!
壮大な歴史エンタメ小説が読みたい人にはぜひおすすめです。
佐藤賢一とか好きな人にもいいかも。

舞台が沖縄ということでまあなじみやすいのと、
多少キャラクターがステレオタイプで、
せりふも安い感じで、より読みやすいと思います。
失礼かもしれませんが、斜め読みして展開のすごさを「おおっ!」と
楽しむのが吉ではないでしょうか。
ほめてないように聞こえるかもしれませんが、
ほんとうにすごく楽しめる物語なんですよ!

一気読みして、私も「あごむしられ様」とか「トゥイ小(グワー)」とか
沖縄語の単語が耳から離れなくなりました。
あと、沖縄に行きたくなりますね!首里城とか。
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