近年の(昔からか!?)マイケルはバンドメンバーを固定せず、
気心の知れた友人との活動を楽しんでいる様ですが、
本作品もそんな雰囲気にあふれています。
悪く言えば、若い頃の様にストイックにギターをかきむしる様な
独特の緊張感から解放されてしまった感も否めません。
でもそれは至極当然で、今年で彼も56歳なんですよね。
興味深いのはボーカルのメンツ。
メインのマイケル・ヴォスは声質が何となくジョン・ボン・ジョヴィにも似ており、
11. サタデー・ナイトなどはその曲調からもおや?と思ってしまうほどですが、
全体的にとても安定・安心感があります。
8. のみに参加したドゥギー・ホワイトも秀逸。
コードの進行パターンやキーボードの使い方はどことなくリッチー風ですね。
そして少し気になったのが今回は盟友ゲイリー・バーデンが参加していない?という点。
マイケル・アモット&レズリー・ウエストとの14. ハウ・ロング“3世代ギター・バトル・バージョン”は
Live風の音作りの中で3人の個性が上手く生かされていて、豪華な仕上がりです。
やはり同窓会的メンバーで作られた“イン・ザ・ミッドスト・オブ・ビューティー”と比べると
曲調が変化に富み、飽きずに繰り返し聴けそうです。