オリジナルは韓国SBS 2008年12月1日〜2009年2月17日。日本ではBSフジにてリリース。DVD化は2009年12月16日。韓流初のワインを題材としたドラマである。ぼくはハン・ヘジンに惹かれて観た一人だ。
まず感心してしまうのは、日本では『神の雫』のような優れた原作がありながら、ドラマ化は悲惨なものだったが、同じワインを題材にして実に脚本が良くできていることだ。ここに韓国スタッフのワインに対する『教養の深さ』を感じずにはいられなかった。これは『神の雫』でも取り上げられているが、韓国の伝統料理とワインのマリアージュ、あるいは韓国の伝統酒のセンスとワイン選びのセンスといったところにも感じられる。ここがまずすばらしい。
その中でも特に感心したのはチリのワイン『モンテス』を取り上げるシーンだ。モンテス社は、1988年11月、チリのワイン・シーンをリードする4人の専門家によって設立されているが、ワイン・スペクテーター誌や様々なワイン専門誌でも常に高得点で、VINEXPOをはじめ各種コンクールでも度々金賞に輝いている傑作だ。こういうモノがさらりとでてくるところが憎らしい。
人と人との人情の機微も感じられ、なかなかの傑作だと思う。