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テロリストのパラソル
 
 

テロリストのパラソル [単行本]

藤原 伊織
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (82件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

商品の説明

第114回(平成7年度下半期) 直木賞受賞
第41回(1995年) 江戸川乱歩賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

ハードボイルド最高傑作! 江戸川乱歩賞・直木賞受賞作。
東京・新宿の公園で爆破事件が発生、多数の死者が出た。犠牲者のなかに「私」の、ただひとりの女性、ただひとりの友人がいた……。

江戸川乱歩賞・全選考委員絶賛!!
●阿刀田高氏――なによりも文章がよい。普通のことを書いても味がある。まちがいなくプロの手と思った。
●井沢元彦氏――主人公やそれを取り巻く人間たちが極めて魅力的であり、文章も会話も申し分ない。
●北方謙三氏――全編に漂う、暗く沈んだモノトーンは、並の力量で出せるものではないと思った。
●高橋克彦氏――ただひたすら物語に没頭した。エンディングの優しさには不覚にも声を上げて泣いてしまった。
●西木正明氏――まず会話のうまさに舌を巻いた。練達のプロの作品でも、なかなかこうはいかない。
――(選考委員評より)


登録情報

  • 単行本: 314ページ
  • 出版社: 講談社 (1995/09)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062077973
  • ISBN-13: 978-4062077972
  • 発売日: 1995/09
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (82件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 138,296位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


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最も参考になったカスタマーレビュー
55 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 いろんな方々のレビューを読んでいて、なるほど、自分が感激した作品についても、人によって様々に意見が異なるんだなあと、今さらながら感心しています。今頃何言ってんだと言われれば、スミマセンと申し上げるほかありませんが。

 ただ、娯楽ものとしてのフィクションに対し、リアリティがないだのご都合主義だのという批判は的外れではないのかなあ。SFだってミステリーだって、それを言い出したらそもそも娯楽ではなくなってしまうように思います。カッコよすぎる魅力的な登場人物が、スカしたキザなセリフを述べる。いいじゃないですか。歌舞伎だって、あの隈取り、衣装、セリフ回し、どれ一つとってもおよそリアリティとはかけ離れたものではありませんか。ファンは歌舞伎独特の様式美に酔いしれているのです。リアリティの追求なんて求めてはいないはず。

 そう、様式美。藤原作品にも独特の様式美があって、一つの閉じた作品世界の中では、何もかもが美しい。登場人物の一人ひとりが、悪人も含めてすべて美しい。読んでいて気持ちがいい。ミステリーとしての完成度うんぬんについては批判があってしかるべきでしょうけれど、私などは少々の瑕疵などどうでもよろしい、この様式美のもたらしてくれる気持ちよさの前では何でも許しちゃう、という姿勢で楽しんでいます。

 それにしても、あまりにも早く天に召されてしまいましたね。残念。残念です。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
わたしのなかのナンバー1です。文章、キャラの魅力、会話のうまさ、ユーモア、全体に漂ううす暗くも美しいトーン、いずれも一流のそれです。無論、偶然の頻度がおそろしく高いなどの欠点はありますが、それでも日本の小説の誇る一冊と信じております。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
物語には複数の登場人物が出てきますが、結局は、主人公の男性と全共闘時代を共に過ごした友人2人(桑野と優子)の三角関係が物語の核だったのかな?最終的にはそうなってしまったけれど、そこにたどり着くまでのプロセスは申し分なし。

ヤクザとホームレスが出てくるあたり、作品全体をダーク系の色に染めたかったのだと思いますが、そのおかげで優子の娘・塔子の存在がひときわ輝いてたように思えます。

彼女のおかげで、この作品全体の質も底上げされた印象が強い。

逆に西尾、望月、辰村といった他の登場人物は、名前がよく出てくる割に物語全体を左右する存在ではなかったので、その分、読者の先ヨミをかく乱し、ダーク色を一層濃くしてくれてたのかな?

終盤は、見事に泣かされちゃいましたね(笑)

秀作です。
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最近のカスタマーレビュー
なんじゃこりゃ?
評価:「駄作」
陳腐にして凡庸かつ退屈という駄作の三冠王をモノしているのを評価しての乱歩賞なのでありましょうや?... 続きを読む
投稿日: 25日前 投稿者: しゃべる鴨
長いお別れじゃん
後半の核心部分で、なんだこれ長いお別れじゃん!となる。チャンドリアンか。そうか。
どうりで新宿鮫+ノルウェイの森の臭いがしたんだよ。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: purefluid
登場人物たちに味がある
スピード感のあるドラマを見ているように一気に読めました。
こういうのをハードボイルドっていうんでしょうね。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 龍の目
賞を取っていなければまだ良かった
 率直に言って面白くない。

 前半は教科書通りだが、ただし非常に古びた教科書だ。
 後半は陳腐に過ぎる。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: mayuki
平凡な推理小説
文章も人物描写も上手くない。主人公も魅力的でないし、浅井も犯人のキャラも中途半端。ストーリーも陳腐。いろいろ適当に混ぜ合わせてるだけという印象。
投稿日: 7か月前 投稿者: シーラカンス
ミステリ?ハードボイルド?
「江戸川乱歩・直木賞W受賞!」との謳い文句にそそられて購入しました。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: ながなが
ハードボイルドというよりも人間ドラマ
*自分のブログに書いたものと同一内容です。

いやぁ、面白かった。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: かづ
駒場共闘伝説
1968年12月の東大駒場での革マル派と早稲田を叩き出された社青同解放派との血を血で洗う内ゲバと無期限バリストを破壊せんとする日共=民青、右翼との暴力的衝突は大晦... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: ゲバラ
私の読んだ江戸川乱歩賞受賞作の三つ目。評判倒れの凡作。
江戸川乱歩賞と直木賞のダブル受賞作と期待して読み始めた。

だが「どうしてこの程度の作品が・・・」と思わざるを得ないのだ。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/15 投稿者: el siglo XXI
端正な文章と派手な事件。
藤原伊織さんは大好きな作家さんの一人なのですが、

特にこの作品は大好きで、もう何十回となく読み返しています。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/26 投稿者: pezmania!!
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