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テレヴィジョン・シティ〈下〉 (河出文庫文芸コレクション)
 
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テレヴィジョン・シティ〈下〉 (河出文庫文芸コレクション) [文庫]

長野 まゆみ
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

身体機能が衰えてゆくイーイー。崩壊へ突き進むビルディング。碧い星は本当にあるのか。ボディを離れたスピリットに「帰還」の場所はあるか。二人は果たして脱出できるのか。壮大なスケールで描く巨篇・待望の文庫化。

登録情報

  • 文庫: 363ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (1996/07)
  • ISBN-10: 4309404804
  • ISBN-13: 978-4309404806
  • 発売日: 1996/07
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 80,554位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本当に面白い 2001/12/24
形式:文庫
この本は長野さんの本の中でも上位に入る程好きです。凄く切なくて読み終わった後も最高に話に浸れて飽きません。読めば読むほど奥の深さが分かるはずです。本文に出てくる暗号も不思議なキーワードになっていて本当におススめです。少年たちの孤独、不思議な世界を堪能できます。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
元々長野まゆみはほとんどが同性愛的なものを描いていたけれど

これはどことなく違う気がしている。

死に向かっていく友達や徐々に明らかになるビルディングの全貌、

そして欠落している自分の記憶が絡み合い、不思議な哀愁を漂わせている。

15億キロ離れた碧い惑星を信じていたアナナスがママ・ダリアやパパ・ノエルに

手紙を書く。その手紙には次第に嘘が混じるようになったところあたりは

もうアナナスとイーイーには決定的な『何か』が含まれていたように感じる。

ラストシーンが分からず、何度も読み返した。それでもまだ理解できない。

それなのにこの本を読むと途方もない寂しさが襲ってくる。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
長野まゆみ作品の登場人物には、それだけで惹かれるものがあります。
そして魅力的な小物にも要注意です。
何よりこの小説は、内面を描いているのに透明度は保たれていて、べたべたした感じがありません。

読み進んでいくうちに、長野まゆみ独自の世界へ引き込まれていくようでした。
この作者の独特な文体で綴られたことばは、どこまでも繊細です。それでいて、理知的。意図的に変換された言葉が織り成していく文は、どこか詩的です。
最後まで予測不能なこの物語は、謎めいた展開を繰り広げます。
そしてミステリアスな最後に残るのは、寂寥感でした。

印象深く、読み応え充分の作品です。

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最近のカスタマーレビュー
印象的、めったにない掘り出しもの
最後まで読んで、余韻が残る。最後まで読んで、読み返しても全て理解するのがとても難しい。全くもって不思議な作品。この本に出会っているかそうでないかで人間的な深さが変... 続きを読む
投稿日: 2006/4/11 投稿者: K_
長野まゆみと日本SFの最頂点に立つ作品
これほどの作品に出合えて本当に良かった。何度も何度も読み返して、その度に胸が切なくなる。すこし幼稚な感じのする少年の手紙で始まる物語は次第に極度の緊張感と寂寥感に... 続きを読む
投稿日: 2005/1/24 投稿者: "まきーた"
迷宮にさまよって・・・
つかみ所が全くない話です。 偽物に囲まれて実体がわからなくなり、最後には読者が迷宮に取り残されるような。 でもこのわけのわからなさがたまらなく良いのです。... 続きを読む
投稿日: 2003/8/24 投稿者: アタゴオル旅行者
泣きました。
何年経ってもこれ以上の作品にまだ出逢えない。視覚にも訴える、淡々として静かな文の連なりが、先生特有の世界を構成していてとても綺麗。読む人が読めば好きだと思う。『性... 続きを読む
投稿日: 2002/4/10 投稿者: mingo
だから、切ない
読めば読む程奥が深くなっていく。暗号も不思議なキーワードの1つとなってて面白い。自然と涙が出てくるような感じ。惹きこまれていくと思う。だから、切ないんだって!!!... 続きを読む
投稿日: 2001/12/24 投稿者: "フレッダー"
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