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テレビ局の裏側 (新潮新書)
 
 

テレビ局の裏側 (新潮新書) [新書]

中川 勇樹
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

明るい画面のすぐ裏で、スタッフは余ったロケ弁当で空腹をしのぎ、人気出演者は降板宣告に怯え、経営陣はタメ息をつく。広告費の激減、視聴率の恒常的低下…テレビという巨大産業が、もがき苦しんでいる。なぜ新聞を読み上げるだけの「情報番組」が横行するのか?なぜあの看板キャスターが交代したのか?スポンサーの地雷はどこにあるのか?ベテランディレクターが非難覚悟で業界の問題点と未来を実況中継。

カバーの折り返し

明るい画面のすぐ裏で、スタッフは余ったロケ弁当で空腹をしのぎ、人気出演者は降板宣告に怯え、経営陣はタメ息をつく。広告費の激減、視聴率の恒常的低下......テレビという巨大産業が、もがき苦しんでいる。なぜ新聞を読み上げるだけの「情報番組」が横行するのか? なぜあの看板キャスターが交代したのか? スポンサーの地雷はどこにあるのか? ベテランディレクターが非難覚悟で業界の問題点と未来を実況中継。

登録情報

  • 新書: 207ページ
  • 出版社: 新潮社 (2009/12)
  • ISBN-10: 4106103419
  • ISBN-13: 978-4106103414
  • 発売日: 2009/12
  • 商品の寸法: 2.8 x 2 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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31 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
スポンサーとの関係、テレビ局員の特権ぶりなど、テレビ局の抱える問題点について、フリーのディレクターが真面目に論じた本。メディアコンテンツ制作の現場を知らない人は、「やらせはすべて良くない」と考えるし、やらせ問題の裏側説明や、現場の苦悩を「知ってる」とばっさり言い切ってしまうのはたやすい。しかし、映像メディアであるテレビで演出を排除すると映像の特性が生きない内容になってしまうので、こうした「演出」は避けて通ることが出来ない。取材対象を挑発したり、やめた会社の制服を着させて匿名インタビューするなど、これまでOKというか、むしろ推奨されてきた演出がアウトになるなど、年々ルールは厳しくなっていて、どこからがモラルに反する行為なのか、プロでも分かりかねる。様々な例示を出して、著者なりの考えを語りつつ、読者にも考えてもらいたい、という著者なりの誠実な思いが伝わった。後半の、予算最優先、特に放送外収入を当て込んだ番組作りの弊害もひどい。著者のプロとして2ヶ月かけて作った映像素材が、「うちの社で作った映画の主演が来るから3分縮めて」と前日に言われりゃ怒りが沸くのも当然だ。こういうのは視聴者も愚弄した、完全な会社ありきの番組作りだ。著者も指摘するように「電波が公共物である」という意識が微塵も感じられない。

視聴率が良ければ、のりぴーを洪水のように放送し、朝昼は新聞の読み上げ、夕方はニュース番組でバカ盛り企画、冬のラーメンと低予算、数字がとれりゃ何でもいいのか、という疑問に回答の糸口を与えてくれる。テレビで飯を食っているのに、よくぞ言ってくれたという感じ。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
本書では、TV局正社員と下請け制作会社スタッフの格差、パワハラとも言えるやらせの無言の強要、
劣悪な労働環境、視聴率という利益至上主義、スポンサー(顧客)の越権、地デジ化による税金の無駄遣い、
といった内容が分かり易く描かれている。
これを読んだ感想は、日本社会が抱える多くの社会問題を、TV業界自体が内包していることが良く分かる。

一種の暴露本だが、業界をより良く発展させたいと願う、著者の真摯な姿勢を感じ、好感が持てる。

TVを見ていて、過剰演出のワイドショーやタレントの自画自賛番組、などなど、
こういった類の番組に違和感を感じていた私は、本書でその違和感なんであるか考察出来た。

TV局が視聴者ではなく、視聴率しか見ていないというのが良く分かる。
自らの業界でこれだけの社会問題を内包しているのに、自浄作用が全く感じられないことに恐怖すら感じる。
TVを通じて、コメンテーターが正義感に燃え正論を吐いている姿は、子供のわがままとなんら変わらないと思ってしまう。

読んでいて不思議になったのだが、地デジは双方向のシステムでは無かったかな?
視聴率調査などは、その双方向のシステムを使えば簡単に出来ると思うのだが。。。
技術的に無理なことなのか?みんな分かっているけど黙っているのか?どっちだろうか?
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By マキャベリ大将2号 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
下記はテレビ局に限らずありますね…
・立場の弱い者達への責任転嫁体質
・「やらせをしろとか言ってるわけじゃないんだよ、わかってるよねー」
※ やらせを ”不正”と言い換えてみると…ありますよね……

第2章、
秋元康氏は放送作家の後輩や弟子に、
『車だけは無理してでもいいのに乗れ』とおっしゃっているそうだ。
例えボロアパートに住んだとしても…!
やっぱり見た目って大事なんですかねー!?

第6章、
スポンサーに遠慮して、『配慮するか、報道するか』なんてことを
考えていることに…???
”偏向、捏造することなく真実を伝えてくれればよい”のである!
あとはこちら(視聴側)でちゃんと判断しますから!

最後、
『数字に現れない視聴者』 について語られた部分が興味深かった。
・HDD録画によりわざわざ視聴してくれる熱心なファンへの感謝と
 その視聴が実は番組への評価に繋がらないこと…
・テレビ局にとって大広告主である家電メーカーが、
 CMスキップや早見機能を搭載しているHDDレコーダーを販売している事実…

何れにせよ、
権力者(社内外)やスポンサー、視聴率という魔物!? に踊らされて、
良い番組を作ろうという気概も喪失…
肝心要の視聴者が不在のまま番組が作られ、
勝手にズッコケていっているような印象を持ちました。
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最近のカスタマーレビュー
すべてが実際に起こっていることの典型例である。
テレビ局の現場できちんと問題意識を持って働いた人なのだろう。
他書では、時に見られる見当はずれの裏側などはなく、... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: Gori
「第4の権力」を操る黒い影
トヨタの奥田相談役が「消えた年金」問題で厚労省を擁護し、

これを叩く番組への出稿拒否を示唆した件を、スポンサーによる圧力と批判。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: ナルボンヌの蜜蜂
タイトルから受けた印象以上に、真摯に書かれてあります
外部からは見えづらい、番組作りの実態やスタッフ間の大きな給与格差など、TV局とTV番組作りの裏側の事情について解説した本。著者はテレビディレクター。タイトルから予... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: FreshAir
テレビ局の裏側
20年以上の経歴を持つフリーのディレクターである著者が、番組制作過程から、今日のテレビ業界の抱える問題に至るまでを論じる。演出や捏造を批判しその内幕を暴くような単... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 小僧
テレビ局は大丈夫かい?
... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 雲のジュウザ
テレビ局の裏側のごく一部だが,格差問題などをかいまみることができる
テレビ局の裏側にはさまざまな話題があるはずだが,この本の焦点はおもにテレビ局の正社員とそのまわりにいるひとびととの格差にあてられている.... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: Kana
「驚くような情報」はないけれど、真摯な一冊です
タイトルから、非常に露悪的な本を想像していたが、さにあらず。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/29 投稿者: チャックモール
ここまで書いて大丈夫なの?
書名のとおり、テレビの裏側がよーくわかりました。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/18 投稿者: k007
テレビの構造的欠陥を指摘
本書は、現場経験も豊富なテレビディレクターの綴った、その名
も「テレビ局の裏側」。タイトルが醸し出すとおり、業界のゴシップ... 続きを読む
投稿日: 2010/3/15 投稿者: 倒錯委員長
ギョウカイ系のよくわかる裏話。
最近のテレビは瞬間で視聴者を画面から釘付けにさせるつかみ技術を一段と感じさせられ、特に情報番組やバラエティといった類はその典型となっています。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/7 投稿者: happybear0823
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