正直、厳しいって言えば厳しいと思う。
「マドラックス」「ノワール」の流れを組むガン・アクション作品として評価しろという
問題になると、アクション描写に迫力がない。
話数によっては銃声だけで背景と空だけを描写される回もある訳で、ガン・アクション作品
としては高い評価を得るの無理だろうって理屈は正しいと思う。
しかしながら個人的に高く評価させてもらいたい理由としまして作品の構成的に多分ですが
ロードムービー形式としては完成度高いと思うんですよ。
主人公があちこちに出向いてそこで様々な人と出会い、その物語に参加。
そして、その別れまでを描く形式。
日本で有名な代表例となってくると「水戸黄門」ですかね(ジャンルが違い過ぎますけど)
この形式でストーリーを組むと主人公以上に脇役を固める必要性が高く、それが出来てるか
どうかが評価の分かれ目になってきます。
水戸黄門でも悪代官や越後屋みたいにキャラの濃いのが出てくるとその話が盛り上がるのと
同じ理屈です。
話数毎に結構豪華な声優を連れてきて、その回を盛り上げているので、出来てるとは思うの
でして、脚本もそれぞれに安定感があり安心して見ていられる。
ただ・・・これは目新しい技術じゃない。むしろ古典技術。
過去の二作品が最先端技術で作られてましたから物足りないって理屈は・・・正しい。
その様な要件を足し引きしますと「水準以上の質はあるが満点は無理」って評価になると
考えました。