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テレビは余命7年
 
 

テレビは余命7年 [単行本(ソフトカバー)]

指南役
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「ずっと、テレビがつまらない」

ホイチョイのブレーンが明かすテレビの未来。
「この先、テレビはどうなるのか?」
その答えがわかります。

まず最初に断っておくが、僕はテレビが大好きだ。
しかし世界的に見ても、
最近の日本のテレビ界はガラパゴスといっていい。
ニュース報道、テレビ映画、テレビタレントーー。

そして、若者がテレビを捨てた。

この本は、衰退へと向かいつつあるテレビというメディアに、
その"余命"を宣告した本である。

内容(「BOOK」データベースより)

世界的に見ても、日本のテレビ界はガラパゴスといっていい。ニュース報道、テレビ映画、テレビタレント―。そして、若者がテレビを捨てた。この本は、衰退へと向かいつつあるテレビというメディアに、その“余命”を宣告した本である。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 248ページ
  • 出版社: 大和書房 (2011/9/16)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4479771735
  • ISBN-13: 978-4479771739
  • 発売日: 2011/9/16
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
僕自身、テレビを全然見なくなってしまったけど、
やはりそれはテレビ番組が「面白くない」からで、
何故そうなってしまうのかがこの本を読んでよくわかった。
とはいえ全体的に、批判的なトーンで書かれているわけでもなく、
テレビ好きの人が愛をもって書いているような印象で、好感が持てた。
複雑なテレビ業界の構造を非常にわかりやすくまとめているという
側面もあり、勉強にもなるし、なかなかいい本だと思いました。

この本を読んでのイノベーション:
・BSは民放キー局の参入が認められていなかったから、
各局が新会社を設立して参入し、結果、盛り上がりがイマイチ。
・アメリカに倣い、テレビ番組の著作権は制作会社が持つべき。
→汗をかいた人が報われる仕組みが必要。
・大事なのは、「共感」。狙ってはいけない。
→作り手が「志」を持って本気でいい物を作る姿勢が大切。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
日本のテレビ事情を具体的にわかりやすく説明してくれる。
テレビ業界に入りたいと考えている若者は一読する価値は大いにあると思う。

徹子の部屋、三谷幸喜、アヤパン、筑紫哲也、久米宏、角川春樹、
孫正義、ホリエモン、江、ゲゲゲの女房、マルモのおきて、など
普段聞き慣れた人物・作品を例に業界事情に迫るので、非常に読みやすかった。

【第1章テレビがつまらない】
元凶は毎分視聴率だとし、その理由を語る。

【第2章テレビのビジネスモデル】
インターネットの台頭でテレビ業界の衰退が騒がれる中、一番危ういのがローカル局。
その構造の解き明かす。

【第3章テレビのピンチ】
各局、視聴率低下と言われているが、テレビの視聴時間はそれほど変わっていない。
問題は視聴深度にあると指摘している。
BSの存在理由に触れている。

【第4章テレビは公正か?】
日本のテレビ介はガラパゴスだと言いう実態を説明。

【第5章テレビの歴史】
新聞とテレビの密接を軸に説明。

【第6章テレビの魔物NHK】
NHKの存在意義を問うと共に今後のあり方を提案する。

【第7章海外のテレビ】
アメリカを中心に解説。
ファーマットセールスというビジネスモデルを提案する。

【第8章テレビの未来】
今のテレビ介を幕末に例え
現在の業界地図は7年後に大きな転換を迎えると言っている。
ただそれは、暗い未来ではなく、汗をかく人が報われる業界へシフトチェンジするチャンスだと提言する。
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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 内田裕介 トップ500レビュアー
 仕事上の興味があって手にとった。テレビとネットの境界がどんどん曖昧になりつつあるいま、システム屋にとってもテレビの行く末は非常に気になるところだ。
 著者はITではなく、テレビ業界に近いところで仕事をしてきたデザイナー、プランナーらしい。テレビの危機を書いた本は最近多いが、この立場からの発言はこれまで目にしたことはない。女子アナの歴史、人気ドラマの変遷、テレビ局制作映画の事始め、NHKの功罪、マルモのおきてがヒットした理由などなど、バラエティ的要素もあってトピックは面白い。

 本書によると、現在のテレビの大問題は、儲からなくなってきたということと、見られなくなってきたということのふたつである。
 一つ目の問題、テレビが儲からなくなったのは、インターネットへの広告費の流出と、地デジ化の投資が1兆円に膨らんだ、というこの2点が原因だ。キー局がナショナルブランドの商品の宣伝を一手に請負い、ローカル局に広告費を配分するという50年来のビジネスモデルが崩壊しつつある。
 二つ目の問題、テレビが以前ほど見られなくなってきたのは、要するに面白くないから、ということに尽きるが、面白くなくなった理由は、マーケティングから番組を作るやり方が行き詰ったためである、と説く。
 媒体=メディアを独占することで成り立っていたテレビの事業は、インターネットの出現で崩壊するだろう。したがって今後はメディア主体ではなく、コンテンツ主体、作り手主体のビジネスモデルに変えていかないといけない、というような結論である。

「テレビは娯楽メディアから共感メディアへと姿を変えつつある」p226

と著者はいう。それは否定はしないが、ソーシャルメディアとしてのテレビ、というのは、もはやテレビではない、のではないだろうか。テレビというのは、電波を寡占し、受像機を通して国民をわがものにするという、そのことである。マスメディアとは、それだ。著者の言う「テレビの余命は7年」にはさしたる根拠はないが、あながち大げさではないかもしれない。それは新聞も含めたマスメディアという存在が、ソーシャルメディアで置き換えられていく過程なのかもしれない。
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