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テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか
 
 
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テレビはインターネットがなぜ嫌いなのか [単行本]

吉野 次郎
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

テレビ局は、インターネットが嫌いだ。ネット連動番組を作ったり、インターネット企業と提携したりと友好姿勢を見せてはいるが、これはほんの一面にしか過ぎない。本気になってインターネット事業に取り組むことは未だタブー。 ネットに本腰を入れれば、テレビ業界が50年かけて築き上げ、隠し続けたおいしいビジネスモデルが脅かされてしまうからだ。通信・放送を10年にわたって追い続けた気鋭の記者が、豊富な取材を基にテレビの秘密の姿を描く。テレビはこのまま花形メディアとして生き残れるのか、それともインターネットに飲み込まれるのか--。テレビの今と将来に迫る。

内容(「BOOK」データベースより)

ITの奴らに奪われてたまるか!テレビ業界が50年間隠し続けた“おいしいビジネス”の秘密。

登録情報

  • 単行本: 208ページ
  • 出版社: 日経BP社 (2006/11/30)
  • ISBN-10: 4822245543
  • ISBN-13: 978-4822245542
  • 発売日: 2006/11/30
  • 商品パッケージの寸法: 18.6 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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42 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 本書では、日本のテレビ業界がどのようにしてビジネスを拡張してきたか、その富の源泉は何かを明らかにし、なぜインターネットと距離を保とうとするのかを明らかにしています。

 テレビ業界は、50年かけて現在の位置を築きました。

 NHKと民法では立場が若干違いますが、民法のビジネスモデルは、番組製作費をスポンサーに出してもらい、それ以外にスポットCMで荒稼ぎするという方式で、年間2兆円の市場――著者のいう“おいしいビジネス”を手にしてます。

 その強さの源泉は、高額な予算で作成する上質のコンテンツ(番組)です。

 限られた電波に乗せて送るからこそ視聴者が1日に何時間も夢中になってみてくれる。それを、インターネットで何時でも見られるようになったら、テレビの魅力は失われ、黄金のニワトリを手放すことになってしまう。

 芸能界も、テレビ局の興隆と共に成長してきました。

 たとえばお笑いタレントがヒエラルキーを登りつめるモデル(スズメの涙のギャラでスタートしたあと、人気に比例して給料が上がり、大御所になると1番組の司会で数百万円の出演料を手にする)は、芸能プロダクションとテレビ局が保証してくれる業界の仕組みなのです。

 しかし、いつまでも旧態依然の経営方法で良いのでしょうか。

 日本中の人々を映画館に引きつけて栄華を誇った日本映画界は、テレビに客を奪われて、衰退の道をたどりました。

 1日あたりのインターネット利用時間とテレビ視聴時間を比べると、まだまだ圧倒的にテレビが勝っているとはいえ、HDDレコーダーの普及に伴い、CM飛ばしが当たり前になってきています。

 インターネット広告費がラジオ広告費や雑誌広告費を上回ったように、テレビ広告費を食い荒らす事態が、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。

 テレビもインターネットも目が離せなくなりそうな、刺激的な一書でした。
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23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 タイトルも今風の“タイトル一発でベストセラー”風センセーショナリズムだし、「日経ニューメディア」の現記者なのに、序章でテレビ業界のビジネスを「金儲け」「金儲け」「金儲け」なんて何度も揶揄しちゃっていて「大丈夫かなぁ、過激だなぁ」って思ったのだけど、通読すると、的確にコンパクトにテレビの現況がわかる業界レポートだった。取材源も伏せるべきところはしっかり伏せる配慮もあるしね。

 構成については、「テレビ局がインターネットを嫌う理由は、たった七つに集約できてしまう。それぞれを章立てにした」ってことなんだけど、「理由」っていうよりは、通信業界、地方局、NHK、家電業界、芸能界、制作会社、政府っていうテレビ局(民放)を取り巻く「ステークホルダー」ごとに利害関係をまとめたって構成。七つの理由ってほど明快じゃなく、テレビ局がインターネットを嫌う理由は複層的なんだけど、ステークホルダーごとって構成はわかりやすかった。興味深かったのは、日本独自の新聞-テレビの強固な系列関係と、“NHKが大勢の高齢者を収容してくれているおかげで、民放に対する世間の不満は和らぎ、民放テレビ局は若年層を対象とした娯楽番組を多く放送できている”っていうNHK-民放の二元体制ね。それにしても総務省高官の「せっかく放送免許を与えているんだから、もう少し有意義な番組を放送してほしい」なんていう、いかにもお上的な、啓蒙的なものの考え方は腹立たしい。民放の番組が低俗だとしても、それは社会を映す鏡なんだからしょうがない。

 最後に苦言。ざっと流し読みしても、単純な校正漏れが数箇所あったので、重版する時は要チェックでお願いしますね。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 なるほどそうか 2007/12/25
形式:単行本
デジタル放送が開始され、
テレビでネット放送が受信できるようになる
というのが大きなポイントになると
著者は指摘しています。

確かに今は、テレビとパソコンにわかれていますが
テレビ画面に両者が映るようになると
完全に競合するようになりますね。

テレビ関係者は嫌うでしょうが、ユーザーにとっては
健全な競争だと思います。
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5つ星のうち 5.0 点と点が線でつながる
2000年ごろからテレビを見ていて違和感を感じるようになり、視聴時間がめっきり減りました。以前はよくテレビを見る人間だったにもかかわらずです。なぜこのようなコンテ... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: DRAGOMASTER
5つ星のうち 5.0 中立な視点でためになる
なかなか面白かった。

タイトルからするとテレビとインターネットに関する話題に
限定されている印象を受けるが、... 続きを読む
投稿日: 2007/11/5 投稿者: D.IKUSHIMA
5つ星のうち 5.0 読みやすい
とても平易で分かりやすい構成、文章だったと思います。業界外の人はともかく、私にはTV業界のことについて新たな発見があり、とくに薄い内容だとは思いませんでした。続きを読む
投稿日: 2007/8/30 投稿者: Hit me and Hit me
5つ星のうち 3.0 テレビ業界入門
ここ数年、ライブドアや楽天の影響もあって、「テレビとインターネット」や「放送と通信」などが対比されて話題になっています。... 続きを読む
投稿日: 2007/8/14 投稿者: 新井宏征
5つ星のうち 4.0 ”おいしいビジネス”の賞味期限が迫っている?!
今後のインターネットとテレビの関係について見通しを知っておきたくて、

関連する書籍をざっくり当たってみた中の1冊である。... 続きを読む
投稿日: 2007/5/8 投稿者: 内田裕介
5つ星のうち 3.0 初心者向け
当然の事ながらテレビ局が、視聴者の利便性よりも自社の利益を重視している仕組みがよくわかります。ただ、ほかの人も書いているように内容は薄いかもしれません。なんとなく... 続きを読む
投稿日: 2007/4/26 投稿者: アマゾン太郎
5つ星のうち 5.0 スリリングな一冊
テレビとインターネットという新旧メディアがぶつかり合う様子が、関係者への綿密な取材によって生々しく描き出されている。テレビ局は、芸能界・番組制作会社・家電メーカー... 続きを読む
投稿日: 2007/3/18 投稿者: クーリック
5つ星のうち 2.0 テレビに限ったことではない
既得権益は守りたい。それはテレビとて同じことだ。いまさら読むまでもないことだと思うが。
投稿日: 2007/3/14 投稿者: osm10
5つ星のうち 1.0 素人でも満足できない
全然内容が薄い。これじゃ、放送業界、IT・ネット業界、いずれの当事者にとっても「何今更わかり切ったこと言ってるの?」です。もっと言うと、今時の素人さんだって、1,... 続きを読む
投稿日: 2007/2/26 投稿者: dragonalivedragon
5つ星のうち 5.0 わかりやすい良書です
本書では、世間一般には良く知られていない、テレビ局が儲けている「おいしい仕組み」が多面的に書かれている。そして、ありとあらゆる手段を使って、この既得権を手放さなそ... 続きを読む
投稿日: 2007/1/28 投稿者: フナオカ
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