個人的に、新書は中身が薄い物が多いので余り好きではないのだが
本書に関しては、非常に分かりやすく、中身も濃くお勧めです。
一部の主張(国鉄民営化に関するコメント等)、自分の見方と異なる
点もあるが、概ねその通りだと思う事が多い。
特に自殺者に対する報道の在り方、アルコール依存症等、心の病に
ついて報道したがらないテレビの姿勢等にはうなずかされることも多い。
何故スマップの草薙はあれだけの事をしていながら「本人も反省してい
る」と言う理由だけで1カ月で復帰出来るのか?個人的にも疑問に思って
いたので深く共感出来た。
ただ、どうしようもない事ではあるが、同書を手に取り、読んだ人々は
みな何らかの疑問をテレビに対して持っていると思われる事。テレビの
無責任なコメンテーターの発言に反応したり、感心しているような人間は
まず本書のような書物は手に取らないであろうという点。
非常に残念です。