リモコンを操作すると、簡単にテレビを観ることができる。
携帯端末ツールがいくら便利になっても、テレビほど日常
生活に密着した情報源は、無いと言っても過言ではないでし
ょう。
著者・鈴木おさむ氏は、この業界では既に有名かつ人気・
実力を備えた放送作家である一方で、ビジネスマン向けの
著書としても、才能を発揮しています。
売れっ子の放送作家と紹介してしまえば、それまでなので
すが・・・。
とても、印象に残った章がありました。それは、本書の最終章
に紹介された実話です。テレビに写らずとも、画面の奥で静か
に涙を流したプロデューサーとその奥さんの話には、胸に熱い
ものがこみ上げてきます。
若き放送作家の流す涙が、時には優しく、時には深い悲しみ
に変わるのでしょう。そして、読者は気付くのです。
「笑いの数だけ、涙がある。」と・・。
本書の構成は、きわだって、内容とバランスが良いと感じた
のは、私だけでは無いと思います。
今年になって、最高の一冊に出会えて、良かった・・。