テレサ・テンの歌を何人の歌手がカバーしたか分かりませんが、やっぱりテレサ・テンの唄声が聞きたくなります。
日本での活動は彼女の人生の一部分でしたが、未だリクエストが多いことからも彼女の歌声が特別なものだと思われます。
子供のころから歌が上手くて、名前が有名になるにつれ台湾と中国の間で「'ケ麗君(テレサ・テン)」の名前は利用されました。
日本で人気絶頂期での偽造パスポート事件、祖国を離別し、そして異国タイ・チェンマイでの死。
台湾の英雄として国葬、そして亡骸は当時のままの姿で埋葬されています。
彼女が思い描く人生とは何だったのか。
俳優の伊東四郎さんが、中国語のいい曲だなと思って買ったという「何日君再来」。
買ってから唄っている歌手が「テレサ・テン」だったと知ったという話をされていました。
「香港-Hong kong-」という曲は中国大陸(返還前の香港を除く)で歌いたいという願いが叶わず逝ってしまった彼女からのメッセージを感じます。初めて聞きましたが、胸が熱くなり、涙が止まりませんでした。
日本語のヒット曲も良いが、日本語より母国語で唄う彼女から、内側に秘めた喜怒哀楽が見事に表現されていると思います。
彼女が死してなお、今聴いても感動します。