感想は正に上のタイトルの通りです。
前作のリックス等でやってきたハードロック色は「無いことはないのですが」、ハードロックと言うよりもある意味オマー・ロドリゲス・ロペスのソロプロジェクトの一環のような雰囲気さえ漂う作品になっています。
海外では勿論のこと、賛否が分かれたようですが、個人的にはかなり良い出来だと思います。
しかし、以前のデイヴ・グロールが叩き、シャウトしながらガレージロックばりにやっていたような骨太のロックかと言うとかなり疑問符が付くアルバムになっているので、どうにか試聴をしてからの購入をオススメします。
オマーがプロデューサーについただけで、これほどまでにオマー色に染まってしまうとは思いませんでした。
音楽性としては、若干初期のマーズ・ヴォルタ的な感性が見え隠れします。
そこまでプログレ色など強くはないのですが、生々しいギターサウンドとSEは正にオマー色と言わざるを得ません。
ノリの良い曲もありますが、全体的にひねくれたサウンドを湛えた感じの楽曲中心。
しかもこのサウンドにジュリエットの歌が非常にマッチしています。
#5はノリが良いものの、強くオマー色を感じさせる楽曲でオススメ。全体としてロック色が強いものよりミドルテンポなものほどマーズ・ヴォルタ的な空気が味わえます。
なんならこの作品はジュリエット&オマーというプロジェクトだった、と言う風にしても良いアルバムだと思います。