欠かさず読んでいる唯川恵さんの新刊です。
女優、OL、キャバクラ嬢、資産家令嬢、年齢も職業も異なる4人の女性達は
それぞれの理由で美容整形外科に通う
エスカレートするその「美」の追求は、ついには禁断の領域にまで達し
「触れてはいけない何か」に近づいて行く
この4人の女性達、そして彼女達を作り上げて行く美容整形外科の女医、
それぞれの人物描写がいつもの事ながら巧みで一気に読めます。
美を追求する為とは言え、あまりにもエゴイズムな欲望がリアルに描かれて行き
伏線から想像が付くものの、物語がラストに近づくに連れゾワリゾワリと恐ろしさが増して来ます。
接点がありそうでなさそうな4人の女性達がラストで一気に結びつくあたり作者の力量を感じます。
やっぱり唯川さんの本は面白いです。