初めに私は前シリーズをあらかた(っていうか全作品)やりつくした者ですので前シリーズとの比較を中心にレビューしていこうと思います。
(この作品が初めてって人は面倒でしたら<結論>以降を読んで下さい。)
まずこのゲーム、ぼくは航空管制官とは、航空管制を題材にマウスでボタンをぽちぽち押して空と空港の交通整理を行うゲームです。
前シリーズまでは小さくデフォルメされたぬいぐるみのような航空機を同じくデフォルメされた空港を基点に管制していました。
見た目のリアルさはともかく、万人がすんなりプレイでき、それでいて奥が深いゲーム内容は完成度の高い航空パズルゲームといえたでしょう。
そして本作ぼく管3はぼく管2と大分違います。誇張抜きに全てがリアルになってます。
空港、航空機のモデリングはもちろん、荷物の積み下ろしや車輪の開け閉めの演出、夜の飛行機の照明(夜のステージもあります!)。
タキシングルートの自在さや様々な視点。音なんかも、今までは離着陸の時に聞こえる程度だったのがエンジンの始動音やアイドリング音も聞こえるようになって、
案内アナウンスも含め、これまた誇張抜きに、空港で聞こえる音を完全再現しています。
ゲームの宣伝文句である、「いつでも好きなときに空港にいけたら〜そんな思いを叶えるゲーム」まさにそのとおりなゲーム内容。私は羽田空港は稀に利用する程度ですが、
展望デッキ視点でプレイしてみると全てが実物のままで鳥肌がたちました。
ステージ3辺りからは前シリーズ最高難度級のステージが続くので景色はリプレイでどうぞって感じですが。。。
しかしリアルになった為か、前シリーズの良さが犠牲になった点も多々あります。
まず、前シリーズまでは空港全景が確認できていたのがスケールの違いで今作からそれが困難なったこと。(今作にも空港全景に配慮した視点はあります。)
ストリップ(個々の飛行機を管理するための、しおりのようなものです。)が出発、到着ごとに分けられていたものが出発便到着便ごっちゃに管理しなければならなくなったこと。
以上の点が前シリーズのプレイヤーを戸惑わせる点といえます。
ですがリアルスケールってだけで迫力やプレイの感動がかなり増したし、
ストリップの件もよりリアルになって自分で管制しやすいように並び変えるという点で新たな戦略性が出来て、個人的には悪くないと思います。
良い面もあります。出発便に関しては指示がちょっと遅いとすぐ減点されることがなくなったり、タキシングルートの途中変更が可能になり、タキシング停止指示での減点がなくなりました。
リアルとは関係ないですが航空機に指示可能になった段階で印がつくようになったのも、今までレーダーなどで一々位置を確認しなければいけなかったハンドオフ指示の時に特に楽になりました。
<結論>
以上からゲーム内容としてはとても満足しており、ところどころ初心者に敷居が高くなった点もありますが、値段と内容のバランスを考えた場合、長く楽しめるという意味で悪くないと思いますし、
何回もプレイしたくなるだけのモチベーションを補えるだけのゲーム内容だと思います。このシリーズ初めてで飛行機の専門的な事なんか全くわからないって方。
飛行機にちょっと興味がある、何となくかっこいいし、ってだけで十分です。私自身それこそ
ジェット旅客機が全てジャンボジェットだと思い込んでたほどの無知の塊でしたが、知識がなくても操作にすんなり溶け込めました。
ただ、ぼく官2が航空管制を題材にしたパズルゲームなら、今作はパズルゲームの体をとった航空管制ゲームな感じです。
ステージ数は6ステージと2と変わらずちょっと少ないですが、PCゲームの利点としてユーザーの作ったファイルを遊ぶことで長く楽しむことができるのもいいです。
総評として、ゲーム内容の評価に関しては★5つの評価なんですが、グラフィックカードとの相性に起因するバグ(私のグラフィックカードの場合<8800GT>
公式ページから修正パッチのダウンロード+ネットで最新のベータバージョンNvidiaドライバダウンロードで解決しました)※2008年3月現在 の点から★一個マイナスの★4の評価をします。
バグがおきた場合、設定を落とせばプレイできます。(ぶっちゃけ最高設定とほとんど違いはないです。)