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テオレマ [DVD]
 
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登録情報

  • 出演: テレンス・スタンプ, シルヴァーナ・マンガーノ, アンヌ・ヴィアゼムスキー, マッシモ・ジロッティ, ラウラ・ベッティ
  • 監督: ピエル・パオロ・パゾリーニ
  • 形式: Color, Dolby
  • 言語 イタリア語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.66:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 紀伊國屋書店
  • DVD発売日: 2004/05/22
  • 時間: 99 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B0001VQVYW
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 4,164位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

パゾリーニ監督作品中、『奇跡の丘』『ソドムの市』などと並ぶ最高傑作。“聖性”を秘めた青年があるブルジョワ家庭の下に現れ、やがて家族全員と性的に結び付き崩壊へと導いていく。寓話的な語りで、現代への鋭いメッセージと未来への啓示が示される。

内容(「Oricon」データベースより)

ある1人の青年の来訪により、家族が崩壊していく姿を描いた作品。出演は、テレンス・スタンプ、シルバーナ・マンガーノ他。

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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By のじり トップ1000レビュアー
パゾリーニ作品は60年代後半(王女メディア含む)がもっとも神懸り的な輝きを見せていると思う。
この時期は毎年新作を発表する多作ぶりながらハズレがない。
(残念ながら70年代は『ソドムの市』にしても『生の三部作』にしても‘60年代に比べれば’失速していると思う)

本作『テオレマ』は次作の『豚小屋』(特に現代編)とあわせて観ると興味深い。ニ作品にはいくつかの共通点を見つけられると思う。

最大の共通点は、ブルジョワ(≒現代のファシズム)の崩壊(あるいは腐敗)を扱っていること。
そのテーマは‘裏返った形’で怪作『ソドムの市』にも繋がっているように思う。
本作の粗筋自体は単純だ。
『ブルジョア一家に不思議な美青年が入り込み全員と性的関係を持ったあとで去る。その後一家は崩壊する。一人を除いて。』
といったもの。(だが、…観終わって‘意味’がわからず「???」な私。)
パゾリーニ作品と‘寓意’は切り離せないものとよく言われる。
ブルジョワジーや家族制度への批判や挑発を‘寓話的’に描いたという…。なるほどという感じでもあるが、私は今でも1/3も理解できていないように感じている。
その点(寓意を)、『豚小屋』とあわせてみると理解しやすい部分もあると思うし興味深い。

もう一つの共通点は、有名俳優を多く起用していること。
パゾリーニ作品は素人(に近い人も含める)を多く起用する傾向があるが、『豚小屋』と『テオレマ』は例外的といえる。特に『テオレマ』はパゾリーニ全作品のなかでもっとも有名俳優が多く出ている。『テオレマ』の登場人物は複雑な表現が必要で素人では難しいと思われる。それでこの配役となったのかもしれない。
その結果、すばらしくセクシャルなシルヴァーナ・マンガーノとテレンス・スタンプを観ることができる。こういった俳優の力が目立っていることもあり、いつものパゾリーニ作品(←素人に近い役者が多く表現の仕方も素朴だ)とはいくらか違ったテイストになっていると感じる。
他の作品よりも(ある意味直截的にも)政治的なテーマを扱っており‘俳優の力’が必要だったのかもしれない。

こんな共通点を意識しながら『豚小屋』とあわせて読み解くこともひとつの楽しみだと思う。
ただ…
理解しきれない(アホな)私にとっては、緊張感と謎に満ちた不思議な登場人物…不思議な出来事。コレだけでも十分惹きつけられる。(幼稚な感想だが…)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vadim トップ1000レビュアー
パゾリーニの映画は一見いわゆる分かりやすくはないけれど、見ると強烈に伝わるものがあり印象に残るのですが、ゴダールと似ていて、人類や文明の汚い認めたくないほどひどいことなども、容赦なく画面に見せてくれるので、見るのに覚悟がいります。
このテオレマもブルジョア社会という一見きれいな、現在の日本人が、自分がお金持ちならその世界に、それほどでもなければ、あのうちはセレブだ・・・と目にする程度に、拘わっている社会を、強烈なパゾリーニらしい一撃!で、ブッタ切ッテ見せてくれた映画だと思います。
もしも、この家族がしっかりとたとえお金も何もなくても支えあって生きている絆の深い人たちならば、魅力的なテレンス・スタンプがやってきても、彼とどうこう、ということはなかったでしょう。彼のかかわり方は、当たり前の愛がいっぱい足りている人には、立ち入る隙がないと思うのです。当たり前の愛がいっぱい足りている人、とは、自分が生きていくうえで、何が大切かを本能的にわきまえている、ともいえると思います。
ところが、この一見すばらしく立派に見えるブルジョア家族は、そういう愛がスカスカになっていて結構心の中は虚無だらけだったために、テレンス・スタンプの一撃!で、みんな自分の心の本心に気づかされ、めろめろ・ずたずたになっちゃうんだと思います。
でも、今までの表向き立派で幸せな虚無に、しっかり向き合うようにさせてくれた、と言う点では、彼はこの家にとってありがたい人だった、とも言えます。暴くだけ暴いて、ケロッと帰って行っちゃって、みんなでそれぞれの思いを胸に見送っているところが、なんか笑えますが。
でも、あとは自分でね、って残された家族のそれぞれが、大変なんですが。
で、お手伝いさんのラウラ・ベッティだけは、昇天してしまいます!
私は、ヨーロッパ映画を見るとき、ヨーロッパは階級社会がすごいと思うのですが・・・つまり昔から上流階級と、奴隷の使用人階級の上下階級文化でずーっと歴史があるので、ある意味時間がたっぷりある上流階級(生活の労働は使用人がしてくれます)は、様々な文化や学問を発達させることが出来たんだと思います。だから、文化には、支配する側の立派で背筋の伸びた、気品や毅然とした、ちょっとえらそうな匂いもするときがありますが。とにかく、社会構造としてえらそうにしているひとでも、実は人間としてくだらない人もいて、でも、使用人階級に属してしまえば、そういう上の階級に仕えなければならず、それは、ほんとうにご苦労さんな、かわいそうな、あるいは尊い犠牲的立場でもあると思うのですが、そういう立場のこのお手伝いさんは、このテレンス・スタンプによって、開放されたんじゃないかなー、と感じます。もう、この世でのあなたの大変な修行は終りました。天国へどうぞ、と。
この映画は、ホモが人間の本性を暴く、ということを知っている、そしてブルジョアジーの欺瞞的生き様を否定しているパゾリーニだからこそ、作りえた映画でありましょう。
演技者たちも、多分それを理解して、この映画を作っていると思います。傑作です!!!
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18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By avril
パゾリーニの描く寓話的な映画は、軽妙でコミカルなものとドストエフスキーばりに重厚なものの2つに分けられると思うのですが、これは重厚な悲劇のようでもあり、映像がスタイリッシュであるせいか軽妙さも感じる、変わった作品だと思います。

あるブルジョワジーの一家の崩壊が冷徹な視線で描かれており、その視線の先を追うことで、当時の社会背景やパゾリーニの宗教観や政治思想が浮かび上がってきます。

堕天使の変化である青年を演じるテレンス・スタンプは悪魔的に美しく、シルヴァーナ・マンガーノも退廃的な有閑マダムの役にぴったりです。他にも『1900年』のラウラ・ベッティや後のゴダール作品のミューズ、アンヌ・ヴィアゼムスキーなど、配役も印象的。

映画の中で、若い男の子がキャンバスに向かって絵の具のドロッピングをやっていましたが、当時の美術の風潮や音楽などから、時代を感じて面白かったです。

意外と知られていませんが、音楽はモリコーネによるスコアです。

以前イタリアで見つけたオリジナルのポスターがとてもお洒落でした。
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投稿日: 1か月前 投稿者: かな
定理
はあ、パゾリーニの信仰心は怖いね(;^_^A
でも、すごいわかる(^-^)

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投稿日: 2か月前 投稿者: マイヤ
商品について
映画に関しては何の文句もありません。
ただ、このDVDを商品としてみた場合、画質に不満が残ります。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: torn
この映画は恐ろしく怖い摂理と背徳の世界である
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投稿日: 2008/2/10 投稿者: 鬼怒川
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