好き嫌いを度外視して純粋なクオリティの話をするならば、桜庭氏の手掛けるテイルズオブシリーズの中では屈指の出来であると言えます。
桜庭氏はテイルズオブシリーズでは手を抜きがちだと評されることが多々ありますが、今回の曲の創り込みはかなりしっかりしています。
桜庭節は健在ながらも、音源や音色の使い方が普段の桜庭氏の曲とは一線を画します。大きなポイントは民族的な雰囲気のある音源を多用していることでしょう。
この方が一つのゲームでこれだけ多彩な曲を盛り込んでくることは滅多にありません。桜庭氏のファンである方なら新鮮さを覚えること間違いなしです。
壮大になりすぎず且つチープにも聴こえにくい曲創り。久々にテイルズオブシリーズにまともな音楽がやってきた、という感じです。
ただ特徴として、雰囲気を重視したためか全体的に落ち着いて纏まっている、繊細さを持った曲が多いので、ゲームミュージックに多い棘のあるサウンドを期待される方には期待外れに映ってしまうかもしれません。
テイルズオブシリーズのファンの間では好みは分かれるとは思いますね。ヒット作にはハードな音使いのものが多いので、プレイ中に「ん?」と思った方は少なくないでしょうから。
個人的にはゲームの雰囲気を踏襲して素敵だなと思ったのと、桜庭氏の普段出さない一面を見出せたので購入しました。
しかし、少々値段が張るのがネックでしたね^^;お財布の中身とはしっかり相談してくださいね(笑)