『テイルズオブエターニア (永遠のきざはし1)』です。カバーイラストはいのまたむつみ。
ゲームのノベライズ、異世界ファンタジーです。
ゲーム世界においてメルニクス語という異言語が存在します。そういえば異世界ファンタジー作品において、国や地域によって言語が違う、という設定ってほとんど見かけたことがありません。言語が違うと話を進めにくく、本題から外れるので、どこの国へ行っても主人公の使っている言語が通用するという設定なのでしょう。リアリティよりもデフォルメされた世界の中でのストーリー展開を重視するというコンセプトでしょうか。
本作においては前半に、キャラ同士が言葉が通じ合わない、という展開があります。読者的にはその時点ではメルニクス語解読の楽しみもありますし、そこからはコミュニケーションの努力が描かれます。
ただ本作の良い点は、その異言語コミュニケーションの部分くらいだったようにも思います。
話の展開はかなり活発にあるのですが、展開がめまぐるしすぎて、飲み込みきれないです。つまりは全く描写が無く、あらすじだけを読んでいるようです。
評価は★2ですが、メルニクス語部分を足して★3とします。