我が人生で今だこれを超えるようなギターアルバムは出会っていない。これは世界最高のふたりのギタリストによるハードなガチンコアルバムなのだ。ラリー&リーてのがあったがそれと全く対極にあるアルバムだ。これはマイクタイソンとモハメドアリが対戦してるよなものなのだ。まるでデスマッチのようだ。グレッグのほうはもう技が全開状態で、いっちゃってます。リッチーコッツエンのほうも負けずに技を応酬しているのが痛い程わかる、だが土俵がグレッグに有利な土俵なんでややグレッグ有利かな。テクニカルな面で言えばグレッグのほうがかなり上であるのがわかる。火花がばちばち散る演奏にはじめはたいがいのひとがびびるに違いない。異常なまでのテンションの高さであるからね。リッチーのほうはグレッグよりイモーショナルな演奏で切り返している。ファンが求めてるのはこういうような真剣勝負=K1みたいな=ノックアウトシーンにひゃっとするやつね。おすすめは5)confusionであります。これにはまさにプログレ的展開の変拍子がでてくる。総合的に言うとこれはファンク+ロック+ジャズ+ブルーズのジャンルのエッセンスをぶち込んだオリジナルな音楽スタイルである。決して=日本で使用されている用語の=フュージョン=なんて軟弱で陳腐でなさけない音楽ではない。ここにあるのは、徹頭徹尾二人の勇者の激しい戦いの記録なのだ。お互いに触発しあい、とんでもないフレーズが飛び出しているのだ。これは絶対にギタリストは聴くべきである。個人的永遠の名盤。頼むから絶対にこのアルバムのことを=天才ギタリストがフュージョンぽいことをやっているなんて、言葉で表さないでくれ、それは誤解を招くんだ。これは断じてへたれフュージョンとは違うんだ。終始テンションはレッドゾーンに入ってるんだ。音楽の理想の姿がここにはある。気合いを入れて聴けよな、でないと吹き飛ばされるぜ。