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ティファニーで朝食を (新潮文庫)
 
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ティファニーで朝食を (新潮文庫) [文庫]

カポーティ , 龍口 直太郎
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 文庫: 266ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1968/07)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4102095012
  • ISBN-13: 978-4102095010
  • 発売日: 1968/07
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 261,986位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「きっとあたしのこと厚かましい女だとお思いでしょ?それとも頭がどうかしてるとか、なんとかね」
「いいや、そんなことちっとも」
「いいえ、そうよ。だれだってそう思うんだもん。でもあたし、気にしないわ。それが役にたつんだもんね」

 これが1958年に一人の作家が思いついた会話。でもちっとも古びていない。
 今日もどこかでそんな風に言いながら笑っている女の子がいるはずだ。
私もそう思う。笑われたって、いいや。軽んじられたって、そのほうがうまくいくときもある。

 ホリーは自分のロマンティシズムのためなら、どんな手段だって選ばない。
 理解されようなんても思わない。そのせいで、沢山の人に囲まれながら、荒野に一人立つ様に孤独だ。
 でもそれは、果てしない自由と、手の届かない星の如き輝きを約束している。

 …彼女の眼は宝石屋さんの眼のように、それとわかる程度に斜視だったからだ。
 それは大粒の眼で、少し青く、少し緑色をおび、あちこちに茶色がまじっていた。
 …その眼は生き生きとした温かい光を放っていた…

 チャーミングになりたい女の子と振り回されたい男の子に。是非。
 
 
 
 
 

 
 

 

 

このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
映画が有名になりすぎてしまって、現在でも原作を読んだ人の方が
少ないのかもしれません。映画は原作と全く違うと評されていますが
個人的には、オードリーが魅力的に撮られていて映画は映画で良いと
思いますし、カポーティの原作には原作のよさがあり
別物だと割り切ればどちらも素晴らしい作品です。
もちろん原作では、ホリーはティファニーの前でパンを齧ったりしてませんw
ホリーは自由奔放で(東京ラブストーリー原作のリカはホリーが
モデルだと言われていますが)かなり周りを振り回しているのですが
それでも不思議と、わがままだとか、自分勝手だとか否定的な
見方にはなりません。むしろそれが彼女の武器であり人を惹きつける要因に
なっています。
カポーティがもともと好きだったので、こちらも辞書片手に原書を読んだこと
がありますが、時間がかかっても原作を読む価値はあると思います。

こちらの文庫本に収録されている短編もおすすめ。
特に「クリスマスの思い出」は秀逸です。
カーポーティと言えば、ゲイだとか変人だとかというイメージが先行しがち
ですが、「クリスマスの思い出」を読むと、とてもデリケートで
優しい心の持ち主だったんじゃないかな、と想像します。
だからこそあのような繊細な名作をいくつも残せたのでしょう。

このレビューは参考になりましたか?
20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
原作の価値は言うまでもないし、映画は原作と別物と考えるべき。今の視点から読むと、ほとんど外見描写による人物造形がなされていないホリーと、主体性をほとんど持たない語り手は、ジェンダー・アイデンティティ構築のパロディとさえ読める。アイデンティティ・ポリティックスの視点からも再評価されるべき作品だ。
ただし翻訳はほとんど支離滅裂だ。"Lone Ranger"が「孤独な森の番人」だったり、"fado"(ポルトガルの大衆音楽)が「ポルトガル語の妖精の意味」だったりするのはまだご愛嬌。兄(であることは文章を丹念に読めばわかる)フレッドが「弟」だったり、名前がない語り手に対する"Buster"(「おい、お前」)という呼びかけを、名前のようにそのまま「バスター」としたり、原作の意図や主題をまったく理解していない誤訳が多すぎる。これでは原作への冒涜に等しい。
龍口直太郎氏の業績への評価とは別に、早急に新訳が望まれる。星1つ減はあくまで翻訳への評価だ。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
ブアボン
僕は英語はダメで、だから日本語訳を買ったわけです。

しかし、はじめっから読みにくかった。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/11 投稿者: 畑
買いですが
カポーティのキャリアを見た時に中期に当たるのでしょうか。作品数がそんなに多くなく、ひとつひとつに粒が揃っている作品を残したカポーティにしては比較的軽めで、瀟洒な感... 続きを読む
投稿日: 2007/10/15 投稿者: yoshioki6
翻訳に難有り
... 続きを読む
投稿日: 2007/3/30 投稿者: ninetails
期せずして、オードリーの偉大さを思い知らされる結果となった、カポーティの原作
「ティファニーで朝食を」というタイトル名は、おそらく、映画やこの原作を見たことがない誰もが知っており、また、そのうちの大半の人が、その洒落たタイトル名から、素晴ら... 続きを読む
投稿日: 2007/3/23 投稿者: gl510
誤訳だらけ
... 続きを読む
投稿日: 2007/3/9 投稿者: 小谷野敦
ホリーは永遠のヒロインです☆
あまりにも有名な映画の「ティファニー」ですが、私は「遠い声、遠い部屋」のカポーティのファンだったので読んだのはわりと最近です。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/31 投稿者: らいらっく
「ティファニー」だけではなく
表題作の「ティファニーで朝食を」も、もちろんいいですが

一緒に収録されている短編も秀逸です。... 続きを読む
投稿日: 2006/11/16 投稿者: カロリナ
古い翻訳ながらカポーティらしさがにじみ出ている
映画で有名になった表題を含む、短編集である。結末は映画と違っていて、こちらの方がしたたかに生きる主人公らしい行動で、... 続きを読む
投稿日: 2006/4/24 投稿者: サウンドボックス
天才!!
学校で読書感想文を書かされたとき、その頃フィクションを活字で読むのが苦痛で仕方なかった私は、仕方なく本屋に行って何気なく選びました。映画になっていることは知ってい... 続きを読む
投稿日: 2005/10/28 投稿者: romanticslag
ホリーに惹きつけられる
 昔の作品なので、レトロな表現がいっぱいです。映画を見たことがない方が読むのは少し厳しいかもしれません。... 続きを読む
投稿日: 2005/10/17 投稿者: "littletwinstars_ai23"
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