高山なおみさんが書かれた、帯の言葉の「「ねぇちゃん」と「なぁちゃん」はまるで家なき子の姉妹が世界の果てを旅してるみたい。」にとてもひかれて、中身を見ないで購入しました。もともとクラムボンの世界観が好きだったので、はずれはないだろうという気持ちで・・。写真もとっても良いですが、淡々とした文章も飾りがなく秀逸で、時々手描き文字で描かれてある言葉にもはっとさせられるものがあります。原田郁子さんのきりっとして、どこを見つめているのかな?と思わせる目が素敵。なにもかも見透かされそうな・・。最後の方に、一枚、飛行機雲が何本も交差している写真に、すべての意味が凝縮されているような。人生とか、人に出あう意味とか、旅のせつなさとか、いろいろと奥の深い一冊でした。「なぁちゃん」(郁子さんの妹さんの奈々さん)の他の写真集も見てみたい。