異世界に飛び散ったサクラの「記憶の羽根」を探して、様々な世界を旅する、正統派冒険ファンタジーの第9巻。
沙羅ノ国で空が「割れる」現象が起こった時、小狼&サクラはまたしても別の世界「修羅ノ国」に移動してしまう。そこは、中空に浮かぶ城で、阿修羅族と夜叉族が戦い続ける世界だった。始めて戦争が起こる世界に来た小狼達。そこにサクラの羽根はあるのか。そして、離れ離れになったフェイと黒鋼の行方は!?
というまたしても怒涛の展開の第9巻。ゲストキャラは「聖伝」からが多いようですね。自分は「聖伝」を読んだ事がないのですが、世界観などを引き継いでいるわけではなく、キャラのみ設定も変えて登場のようなので、この本だけでも楽しめました。
今回はアクションアクションアクション!!というひたすらに戦い続ける巻です。黒鋼&ファイに良く似た(本人?)人物との大迫力の剣戟(CLAMP独特の描きこまれた「気」「風」「電撃」と流麗な身のこなしのショットは必見)。見開きのページも多く、ある意味より少年漫画らしい巻かも知れません。
そういえばフェイ達自身も別の世界では別の人間として生きているんだよなあと、ようやく気付いたのですが(←遅いよ)、これから出てきたりするんでしょうか。
そして、とっても可愛らしい「ちゅー」シーンもこの巻に収録。
謎の人物(9巻で名前が分かります)の想定外の世界に落ち始めた小狼達。小狼自身の秘密、ファイ&黒鋼の行方、そして哀しい「修羅ノ国」での戦いの行く末など気になる事が一杯の第9巻。