マッターホルンを単に眺めるだけなら登山基地のツェルマットからだって眺められるし、ゴルナーグラートその他登山電車などで入れるポイントもいくつかあるので何の問題もありません。これはちっとその周辺をハイキングしてみたいとかロープウェイの終点から一般ハイカーのいけるところまでマッターホルンに肉薄したいという方にお薦めです。本書ではまずツェルマットの周辺図・交通案内図が示され、次いで24コースが紹介されています。各コースは等高線のある正式の地図に示され、ポイントに数字が記されそれの簡潔なメモがついています。縦軸に高度、横軸に距離・所要時間をとったグラフもついています。スイスアルプスは一般に道形がはっきりしており、道標・路面の目印も整備されているので、他に登山地図を準備する必要はないかもしれません。ツェルマット、サース・フェーのタウンガイドもついています。2、3のコースを歩いただけですが、マッターホルン周辺ももちろんですが、アレッチ氷河からベットマーアルプもとても素敵でした。本書ではとてもたくさんのポイントから著者が撮影したマッターホルンのさまざまな姿がみられ圧巻です。