たしかに内容は、著者のラジオアナウンサーとしてのノウハウを活かした、ツイッターをもっと上手に使うコツ、といったものが中心ではありますが、その域を脱して、最終的にはその上の議論にいこうとしているのがおもしろいです。
これまでも様々なツイッター本なるものを書店で見かけてきましたが、ツイッターなんてすぐにまた他のサービスに取って代わられるわけだし…と、どちらかというと冷めた目でツイッター本を見ていましたが、これは一読の価値あり。
というのは、たしかに本書は、ツイッターとラジオの関係性や、ツイッターをこう使うともっと楽しくなる!といったものを中心に書かれているわけではありますが、「これって、たとえツイッターというサービスがなくても、普段の生活においてすごく大事なことだよね」と思えることが、沢山書かれているからです。
そのため、個人的には、ツイッターを楽しむよりも先に、そのつぶやきのきっかけになるような、人生の中で起こる色んなことを、もっと楽しんでいこう、もっと楽しんでいってもいいんじゃないか、というところが重要だと思う、というようにも読めました。
しかも、著者はあのニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さん(よっぴー)なので、独特の語り口調というか書き方にも好感が持て、さらっと読めます。思わず笑ってしまうような、過去いちばんRTされたご自身のツイートなんかにも注目。
よっぴーがまた何か本を出したら、是非読みたいなと思えてくる、そんな一冊です。