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前半は子供を主人公にした児童文学のように思えるのですが、彼らが成長していくにつれ青春小説になり、さらには恋愛小説へと次々とその形を変えていく一風変わった小説です。
でも私はその中でも「恋愛」の面に重点をおいて読みました。まだ中学生のうちに一生モノの恋をしてしまう準子・・・準子の青春時代に暗い影を落としてしまう恋だったけれど、それも吹っ飛ぶようなラストが待っています。
最後の一文、そして340ページに「恋とは・・・」ではじまる素敵な文章があります。この二ヶ所がこのお話は正真正銘の「恋愛小説だ」と言い切れる確固たる理由です。
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