著書の適用範囲は非営利団体まで。
チーム管理はビジネス目標の達成の為の手段であり、ビジネスには金銭が絡んできます。ビジネスは自分だけではなく取引相手という存在があり、取引においては法的束縛も絡んで来る為、リスクの管理が必要になります。
本書はチーム管理とは全く関係の無い(あまり有効ではないビジネス上の)テクニックを得意げに語る割りにそういった事には触れず、するべきではない事を紹介してもいます。プロジェクト管理を学んだ、学んでいる人には本書はいい加減すぎ、変な行動様式を身につけてしまう可能性がある為、新人教育にも不適切です。
「ハック」と語る割りにあまり品質の良い手法を紹介している訳ではないので読んでいる最中に何度も首を捻る事があり、そこで初めて著者のプロフィール等を見た所、社会人経験の殆どない人達が書いている事が分かりました。
本書を書くにあたって土壇場で考えた手法を紹介(p.004後半)を紹介しているというのは冗談ではなかったのだ、と眩暈を覚えました。
チーム管理のノウハウについては時間的な余裕のある方を除いて別の本を探した方が賢明です。本書を買う前に書店でp.004後半と巻末の著者の略歴について目を通しておくことをお勧めします。
ベンチャー企業、大学のサークル活動には適用可能と思われるので星は2つ。尤も後者は副題の「仕事の」に当てはまりませんが。