好き嫌いはあるとは思いますが、嫌い、嫌いも好きのうちですから、観てしまった時点で同類です。
内容はもう語りつくされていますが、世界の警察としてのアメリカ、そしてそれに対するテロ国家、北朝鮮、アルカイダ等のパロディーです。中でもアメリカで政治的発言力、というか大衆への影響力のある全米俳優協会の間抜けさが笑えます。
サンダーバード等のジェリー(ゲリー)・アンダーソン・プロダクションのスーパー・マリオネーションもどきの人形が笑えます。また人形が映画の毒をある程度中和している部分もあります。実写だったらと思うと怖いです。観てみたい気もしますけど・・・
サウスパークのトレイ・パーカーとマット・ストーンのコンビですから、やはり下品です。下ネタ満載です。でも、彼らの下ネタっていうのは、内容はビザールなのですが、意外にビザールな感じがしません。なんとなくフロイトの言う幼児の糞尿嗜好を思わせます。(いや、そんなこともないか。)
彼らのパロディーにはいわゆる批判精神という様なものはないような気がします。そのことが逆に現代社会、特にアメリカのおかしさを浮き彫りにしているような気がします。(本当か?)
劇中でマイケル・ムーアを茶化しているのが笑えます。最近のマイケル・ムーアの映画って自身の主張、立場が見え見えです。ほとんどプロパガンダ・フィルムですね。『ロジャー&ミー』の頃の純粋さが懐かしいです。