登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
不倫の痛み,
By
レビュー対象商品: チョコレート革命 (河出文庫―文芸コレクション) (文庫)
大半が不倫の歌です。辛く苦しい気持ちが31文字に凝集され、胸に容赦なく突き刺さる、不倫経験女性にはたまらない歌集だと思います。不倫相手には10歳の娘がいて、その少女のことを『淡く鋭く我と関わる』、『娘という名の生き物』と詠んでいます。ある意味、娘は妻よりもはるかに強敵です。『焼肉とグラタンが好きという少女よ私はあなたのお父さんが好き』という歌に一部のレビュアーから激しい反感を買っているようです。夫に不倫された経験のある妻の苦しみもさながらなのでしょう。そんなレビュアーをも見透かすように『巣づくりの本能見せてヒト科のオンナの妻というものあなどりがたし』、流石、うまいです。半ばあたりで『きつくきつく我の鋳型をとるように君は最後の抱擁をする』と別れの決意を詠んでいるにもかかわらず、最後は『「今」だけをたずさえて行く夜の果て』と詠み、二人、共に揺れる心がよく伝わってきます。この恋はこの先どうなっていくのでしょう。気になるところです。
21 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
感性の違いでしょうか、、、,
By カスタマー
レビュー対象商品: チョコレート革命 (河出文庫―文芸コレクション) (文庫)
1つ星の方しかいないようだが、私はこの作品はすばらしいと思う。過激な表現が多数含まれているのも事実だが、俵万智作品に共通する人間性の生々しすぎるほどの描写は、芸術性はという意味で高く評価できる。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ああ、チョコレートは溶解す。,
By オハラ翔子 (ボストン・マサチューセッツ) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: チョコレート革命 (河出文庫―文芸コレクション) (文庫)
この蕩けるような感情の発露。爛れた恋の道行。それが「チョコレート革命」と名付けられるや、なんだか甘くて可愛らしく許せる恋になってしまう。言葉とは、そして詩とはかくも摩訶不思議なものと思わざるを得ません。大人の恋とはとても思えぬ少女っぷりが、万智先生の真骨頂。不倫の名には程遠い穢れなく純粋な恋愛物語。すきだから、だから抱いて。奥さんがいたって気にしない。私は私。ひとりで稼いでひとりで生きてる。そっちの方がラクだもん!実に気楽でいいですなあ〜・・働く女性は実に自己主張があっていいもんです。嘗て不倫は道ならぬ恋でありました。しかし現代では大手を振って表通りを歩いて渡ります。奥さんがいたってカッコいい男はカッコいい。そりゃあそうなんですけどね、しかし奥さんの気持ちってものもありますから。アンタが幸せでもこっちは不幸って事もあるわけで。まあ、ウチのダンナがいくらイイ男でも、そうそう活字にして詩にしてもらってもちょっと恥ずかしい? しかしまあ、いい歌書いてます。言葉が濡れてますね。欲情しちゃて嫌味がない。ブーゲンビリアの花束の如く優しく艶やかに、シャネルの泡の如く香り豊かにロマンチックにそして清潔で且つ官能的に、そして焼肉の如く庶民的。それが我が平成の与謝野晶子、俵万智ちゃんの詩集です。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|