チョコレートコスモスの最終巻です。
可愛い絵のセンスと、春田先生のキャラは好きなのですが、
残念ながら、評価は微妙なものになってしまいました。
約130ページと本が非常に薄くて、驚きました。先生が編集と交渉されたようですし、
出版社サイドに何か事情があるんでしょうが、
これで普段と同じ定価設定は正直、高いと思います。
巻頭にカラーページが8Pついてますが、どうもお茶を濁されたような気分。
お話はクライマックス。紗雪と先生と、悠士の三角関係の決着編です。
これも「満足!」とはいきません; あっさりしすぎていて
人物の気持ちがいまいち伝わって来ないまま。
「何でこの人はこの人が好きなんだろう?」(ネタバレ防止で名前は伏せます)
そういう基本的な部分が解らない; 恋愛だけのストーリーなのに。
4冊読んだけど、「結局は何を読んできたの?」と疑問が浮かびます。
後日譚の書き下ろしも、同じ印象を受けました。
現代的でさわやかで読みやすくて、いい点もいっぱいあるんですが...。
春田先生は絵は凄く可愛いしセンスがいいです。キャラの会話も上手くて楽しい。
でもストーリー作りがあまりに雑で未熟だと思います。非常にアンバランスな力量の
作家さんです。絵とかっこいい男の子のキャラは魅力的だけど、
私はイマイチな最終巻だと思いました。