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最も参考になったカスタマーレビュー
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
マヤ文明から工業化の時代まで,
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レビュー対象商品: チョコレートの歴史 (単行本)
チョコレートは,マヤとアステカでまず飲物となり,スペイン人がまずヨーロッパに持ち込み,少しずつレシピを変えながら19世紀末に遂に固体の菓子にまで化けた.著者は名著マヤ文字解読のCoe先生の奥さん(れっきとした学者)の筈だった所,資料を集め終わった段階で医者が見落とした癌のため亡くなってしまったため,夫君がもう一度亡妻の資料と格闘して仕上げた,と言う執念の書.歴史を面白く書くのは,極めて難しいけれど,この本では,まずカカオの木なる圧倒的に奇妙な存在と,マヤとアステカの奇妙さで初めからモーメントを稼ぎ,面白い歴史の実現に成功している.訳書では,カラー図版がモノクロで,かつ参考文献が省略されている.メソアメリカ文明の予備知識は必要ではないが,あればなお良い.なお,原書(Coe and Coe, 1996, p.267)にはイギリスとあって,訳書ではアメリカと書いてある感動的なチョコレート(Maya Gold)の話(p.375)が気になって,調べて見た.やはりイギリスの話で,驚いたことにオンラインで購入できるのだ.あとは本にある通り.
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