無類のチョコレート好きの筆者が、国内外問わず色々な所に足を運び、見て、食べ、調べ、話をきいてと、チョコレートについて探求しています。
3章から成る本で、1章目は、チョコレートの効用です。専門家にインタビューをしていて、専門用語とかでてきて少し堅苦しいところもあるのですが、ガン、花粉症、ストレス、ダイエット、虫歯、更年期、冷え性など様々な病気への予防効果を説明しています。
その中でも、チョコレートを食べなれた人は副交換神経に働き、「鎮静・リラックス」しやすく、食べなれない人は交換神経に優位に働き、「覚醒・興奮」作用が現れるという話は興味深かったです。
ただ、チョコレートも、カカオの含有率が70%以上であることが重要だそうです。
2章目は、チョコレート尽くしのレストランや、博物館などの紹介に、昔はカカオ豆がお金代わりになった話など、数々のエピソードが載っています。
3章目は、筆者お気に入りのショコラティエの紹介。フランスを中心にほとんどヨーロッパ発と思われますが、ただ日本にショップがない所が結構でてくるので、そこは残念でした。
ところで、カカオは、学名をテオブロマといい、「神の食べ物」という意味だそうですが、読後は、神の食べ物を毎日口にしようかなという気になりました。
また、この内容でしたら、もっと楽しげな表紙に、タイトルも、もうひと工夫した方が、読者の好奇心をそそりやすく、良かったのではと思いました。